一本欠損の修復方法
皆さんはもしご自分の歯を抜くことになってしまった場合どのように治療していきたいですか?
見た目を綺麗にしたい、物がしっかり噛めるようにしたい、きれいにお掃除しやすいものがいい、、いろいろありますよね!
一本欠損の場合には様々な修復方法があり、どの方法にも利点と欠点があります。以下の特徴を把握してご自分のライフスタイルと今後の食生活を考えて選択していきましょう!
①インプラント
顎の骨に人工歯根となる金属を埋め込み、その金属を土台にして人口の歯を取り付ける治療。自分の歯がよみがえったような見た目と噛みやすさが特徴です。
食べやすく違和感もなく審美性にも優れていますが保険適用ではありません。
②ブリッチ
隣の歯を削って特別な材料を使用して型を取り専門の技工士さんが顕微鏡を使用して作成、接着セットします。良好な審美性と精密さを特徴とします。
保険適用のものと自費のものが選べ、食べ物もよく噛めますが隣り合う歯も削らなければなりません。
③入れ歯
隣り合う歯を切削する必要が全くありません。また、取り外しが可能なため清掃も自分で簡単にできます。
違和感があり審美性があまり良くないのと物が噛みにくいことがあります。
ひまわり歯科では大きく分けて以上3つの方法の中から治療方法を選んでいただけます。担当の歯科医師とよく相談してご自分に合った方法で治療していきましょう!
ご不明な点はお気軽にお問い合わせください(^▽^)/
口内環境と体の健康の関係
歯と身体の健康
よく歯の健康と身体の健康を別に考えがちですが実は口内環境と身体の健康は大きく関係しています。
お口の血管や神経などは全身と繋がっています。そのため、歯周病が進行すると、歯周病菌が腫れた歯肉から血管内に侵入し全身に行き渡り、心臓や肺、子宮、そして脳まで…歯周病が重篤な全身疾患(心臓疾患・脳梗塞・糖尿病・誤嚥性肺炎・骨粗鬆症)を引き起こすこともあり、全身の健康を守るためにもお口の健康が重要です(o^―^o)
口腔ケアで予防できること
虫歯や歯周病予防にもなりますが、身体にもいいことが沢山あります。
1口腔内をきれいにすることによって細菌を減らし全身疾患の予防・唾液の抗菌作用で口腔疾患予防
2噛み合わせを綺麗にすることによって、よく噛むことができ味覚の改善・噛むことで脳を刺激認知症予防
など口腔内と身体は大きく関係しており、口腔ケアすることによって身体の大きな病気の予防にも繋がります。
口腔内を清潔に保ち体の健康を維持するためにも3~4か月ごとにクリーニングを兼ねた定期健診を行うことをお勧めします(^▽^)/
歯並びに関してはいつでもご相談可能なのでご連絡お待ちしています❕
在宅療養者のためのお口のチェック☝
ご家族や周りの方で気になる症状はありませんか?
最近元気がない、発熱することが増えた、急に食欲がなくなったなどなど……
早速お口のことで気になる項目にチェックをしてみましょう。
□食事量が減った、食べにくそう
歯や歯肉の痛みや口の乾燥、入れ歯が合わないなど口の中の問題、食事の形態が合ってないことなどが考えられます。
□食事中、食事以外でもむせる
飲み込む機能の低下が考えられます。
□うがいでむせる、口からこぼれてうがいができない
飲み込む機能の低下に加え口周りの機能の低下、認知機能の問題などが考えられます。
□歯磨きをしない、嫌がる
口の中の痛み、認知機能の問題が考えられます。
□入れ歯を使っていない
入歯が合っていない、痛みがあることなどが考えられます。
□口臭がある
虫歯、歯周病の進行、歯みがきが不十分で汚れが溜まっていることなどが考えられます。
チェックのつく項目がありますか? 歯とお口の健康は、全身の健康を支えています。
高齢になり在宅で療養している方も、お口のトラブルを予防することが大切です。
⭐毎日の口腔ケア(本人や家族が行う) ⭐定期的な口腔管理(歯科や訪問診療で行う)
●歯みがきや口腔内の清掃 ●歯垢、歯石の除去
●入れ歯の清掃、着脱、保管 ➕ ●虫歯や歯周病の治療
●嚥下体操、唾液線マッサージなど ●入れ歯の調整、摂食機能療法など
お口の状態が良くなるとたくさんの効果があり、生活が豊かになります!
○よく噛んで味わうことができ、食べられる物が増え、栄養を摂れるようになります。
○言葉がはっきりし、会話をすることで表情が豊かになります。
○誤嚥性肺炎の予防や口臭の予防になります。
気になることがございましたら、ひまわり歯科にお気軽にご相談ください🌻
歯周病はたばこで悪化する、、、?
歯肉が腫れている、歯がグラグラしていると歯医者さんで言われたことはありませんか?
歯周病は生活習慣が深く関係した病気です。
現在では喫煙は歯周病との因果関係がはっきりわかっています。
🚬たばこを吸うと、、、
ニコチンの影響で血管が縮まって歯肉の血行が悪くなり、歯と歯肉へ酸素の栄養が行きわたらなくなります。
その結果、歯肉の細菌に対する抵抗力が下がって歯周病に侵されやすくなってしまいます。
👄喫煙者のお口の中は、、、
*歯面にタール(発がん物質)の付着
*歯肉は暗紫色
*出血などの炎症反応が表れにくい
*メラニン色素が多く沈着する
*歯肉がゴツゴツした感じになり厚くなる
*上顎の粘膜がもり上がる
🦷たばこを吸わない人も気を付けて、、、
受動喫煙の可能性もあるかもしれません。
ご存じの方もいると思いますが、たばこを吸っている人が吸い込む主流煙よりもたばこから立ち上がる副流煙の方が毒性が高いです!!!
例)タール3倍 アンモニア46倍 一酸化炭素5倍など
喫煙している方やしていない方も歯周病に心当たりある方は是非当院に一度お越しください。
治療方針などをご提案させていただきます!!
メタルコアとファイバーコアの違い
皆さんこんにちは(^▽^)/
前回虫歯の治療について説明させていただきましたが、今回は歯の土台について説明していこうと思います。
人工歯を失う原因として多いのが硬い土台を使った為に歯の根が折れてしまうことです。
人工歯を長期的に保つために土台選びが重要です。
メタルコア 保険内治療
コアの部分が銀合金で作られたもの
- ●硬すぎるため、歯が割れてしまう可能性がある→歯が割れてしまった場合、高確率で抜歯になってしまいます。
- ●太く長いコアを入れていた場合には、再治療が困難→コアの除去時に歯が割れて、抜歯になる可能性あり
- ●金属を使用している為、金属アレルギーになる可能性がある
審美性は優れていませんが、保険内の治療ですので安価なのがいい点です。
ファイバーコア 保険外治療
コアの部分がファイバーで作られたもの
- ●硬さが歯とほぼ同じため、歯が割れる可能性が低い
- ●歯と同じ透明度なので審美性に優れている→オールセラミッククラウンとの相性がいい
- ●強度があり耐久性がある
- ●金属を使用していない(メタルフリー)ため、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーの心配がない
- ●除去が容易なので再治療もできる
- 保険外の治療になりますので高価な点がデメリットとしてあげられます。
メタルコアとファイバーコアではそれぞれの特徴がありますが、自分の歯をより大切にしたければファイバーコアの方が適しています。
一度失ってしまった歯は元には戻らず再生をすることは不可能です。ですので、歯を大切に扱い、出来るだけ削ったりなくしたりしないようにしましょう。
定期的にひまわり歯科に来院し、歯に異常がないかチェックできるといいですね♪
虫歯の治療について
虫歯の治療といってもたくさん種類があります。大きさによって治療も変わってくるので治療ないようについて少しお話ししたいと思います。
小さな虫歯の場合
虫歯を取り除いた後レジンと呼ばれるプラスチック素材で虫歯を取り除いたところを埋めて光照射で固めていきます。
メリットとしては見た目が白いのです審美的に良い、デメリットとしては長期間だと変色してしまう強度が詰め物より弱いなどが挙げられます。
少し大きな虫歯の場合
虫歯が少し大きくなると、プラスチック素材のレジンでは強度が弱く割れやすくなってしまうので詰め物になります。
保険範囲内では銀の詰め物、自費ではセラミックの詰め物になります。どちらも強度はありますが銀だと長期間だと錆びてしまうのと審美的なデメリットが挙げられます。セラミックは審美的、長期間変色しないなどのメリットはありますが少し高価になります。
大きな虫歯の場合
虫歯が詰め物では埋まらないほど大きくなってしまうと神経をとって根の治療を行うことになります。そのあとに土台を立てて被せ物になります。土台やかぶせ物にも保険と自費があるのでまた次回土台の違いについてお話しできればと思います。
痛みが出るのは虫歯が大きくなってからがほとんどなので痛みが出る前に定期検診で定期的にケア出来ると良いですね。
定期検診の目安は3が月に1回程度、自分では磨けないところをクリーニングも兼ねて通うのがおすすですよ!
口臭ケアについて
こんにちは!ひまわり歯科クリニックです。
年末も近づいて、日々寒くなってきましたね💦
乾燥やウイルスで風邪をひきやすくなりますので
手洗いうがいをしっかりして体を温かくしてお過ごしください。
今回のテーマは ” 口臭ケア ”ということで、皆さんは口臭気にしたことはありますか❓
口臭の主な原因は舌にあることを知っていますか❔具体的な対策方法があることを知っていますか❔
今回は口臭の原因や対策について簡単に紹介していきます。
『 お口の匂い 』
不快なにおいの主な原因はVSC(揮発性硫黄化合物)です。
・卵が腐ったようなにおいの硫化水素
・野菜が腐ったようなにおいのメチルカプタン
・生ごみのようなにおいのジメチルサルファイド
これらすべてが混ざり合った匂いが口臭の原因になります!!!!
『 お口の匂いの分類 』
1⃣ 生理的なお口の匂い
歯の周りや舌の上は食べかすや歯垢、剥がれ落ちた粘膜などの汚れがたまりやすい場所です。
お口の中の細菌がこれらをエサにして腐らせることでガスが発生します。
誰もが持ちうる匂いです。特に起床時や食事前の唾液が減るタイミングで強くなります
2⃣ 食品由来のお口の匂い
例えば、肺からくるアルコールの匂い
3⃣ 体調が良くない時に起こるお口の匂い
例えば、歯周病や虫歯菌の病的な匂い
『 舌の汚れ(舌苔)とは 』
鏡で自分の舌を見ると白っぽい汚れが付着していることがあります。
これがお口の匂いの大きな原因となる ” 舌苔 ” です!
舌苔はお口の中の細菌や食べかす、剥がれ落ちた粘膜などがたくさん付着してできた汚れです💦
『 家でできる簡単ケア 』
1⃣ 口腔内のケアタブレットの使用
口腔内を潤し余分な汚れを取り除くもの
2⃣ 舌ブラシを使用して汚れを除去
1日に1回ブラシで汚れをなでるように磨く。柔らかめの歯ブラシでもよい。
3⃣ たんぱく質を分解する洗口剤の使用
4⃣ 水分補給
5⃣ 唾液腺マッサージ
2⃣4⃣5⃣などはすぐに実践できると思うのでぜひ試してみて下さい!!
歯ぎしり・くいしばりを生活習慣で治そう。
「歯ぎしり」や「くいしばり」は決して特別なことではありません。誰もがしている一種の『くせ』と考えて良いでしょう。しかし、ひどくなると時に次のような問題を引き起こします。
☆歯ぎしりや食いしばりが起こす全身への影響
○歯への障害……歯の摩擦・歯の破折・歯がしみる・噛むと痛い等
○歯周組織への障害……歯周炎・歯周病(=歯槽膿漏)
○顎関節への障害……顎関節症・開口障害・カックン音
○全身への障害……顔面痛・頭痛・肩こり・腕の痺れ・腰痛
○その他……舌痛症・むちうち症状・倦怠感
これらの症状のすべてが「歯ぎしり」「くいしばり」が原因というわけではありませんが、無用な悪いくせはなくしておく方が良いでしょう。
☆まずは日中の気づきから
仕事や勉強中ばど何かに夢中になっている時、ふと気が付くとしっかり噛みしめている、あるいは舌を吸いつけていることはありませんか?
そんな時には方を上下させ首から上の力を思いきり抜いて、頬の力を抜き歯を噛み合わせないようにします。
☆寝ている時のコントロール
①枕を低くしましょう
頭部の一番出っ張ったところより首の付け根近くに枕を置きます。そうすることで口が開きやすくなり噛みしめを起こしに腔します。
②布団に入ったら何も考えないようにしましょう。
布団の中は眠るだけのところと決めてください。もしどうしても考えることがあれば一度布団から出て考えるようにしましょう。
③眠る前のトレーニング
1、まず思いきり噛みしめる。1~2秒後にフッと顎の力を一度に全部抜く。
2、息を吸いながら思いきり大きな口を開け、ガクンと一気に脱力
歯間ブラシの使い方
今回は正しい歯間ブラシの使い方について説明します!
歯間ブラシにはサイズがあり
細いものから順にssss、sss,ss,s,M、Lとなっています。ひまわり歯科でも取り扱っています!
合わないサイズのものを使っていると歯ぐきを傷つけてしまったり押し下げてしまったりするので
サイズ選びが不安な方はお気軽にご相談ください!
歯間ブラシにはI字型とL字型があり、I字型は前歯に、L字型は奥歯に使いやすい形になっています。
歯間にゆっくり通し前後に数回動かします。
この時歯ぐきを傷つけないように気を付けてください。
使い捨てではないですが、毛先が傷んでバラバラになった歯間ブラシやワイヤーが曲がってしまったら交換してください。
歯ブラシと歯間ブラシを毎日の習慣にしましょう♪
定期健診にお越し頂いた際は歯間ブラシの選び方や動かし方を詳しくお伝えさせていただきます!
皆様のご来院お待ちしております(^▽^)/