歯の神経の役割
みなさんは歯にも神経があることをご存じですか?今回は歯の神経の役割についてご説明します!
歯の構造と神経
歯に虫歯ができると痛みを感じます。
これは歯の中の歯随(しずい)と呼ばれる部分に、神経が通っているからです。
歯随には神経のほかに血管が通っており、歯に栄養を与えたり、酸素を運んだり、免疫などの防御反応を伝達するなど重要な役割があります。
歯の神経が無くなると
歯の神経が無くなると痛みは感じなくなります。
しかし、歯の神経を取り除くということは、血管を含め歯随全体を取り除くことになります。
そのため、神経を取り除いた歯は、血が通わなくなり栄養などが届かず、やがて歯本来の抵抗力が無くなり、枯れたの枝のようにもろく欠けやすくなります。
また再び虫歯になっても、それを伝えるセンサーを失っているため、虫歯の発見が遅れてしまいます。
神経の治療が必要な場合とは
神経にまで虫歯が進行していたり、外傷により神経が傷ついてしまった時には、やがて神経が痛んで化膿し、場合によっては顔が腫れたり、菌が全身にまわり熱が出ることがあります。
この被害を食い止めるには、神経を取り除く治療が必要となります。
神経の治療は傷んだ神経を取り除き、消毒を行い、バイ菌が入らないよう歯の根に防腐剤を詰め密閉する処置を行います。
神経の治療の後は被せ物を作ります。
定期健診のご案内
このように虫歯の発見が遅れて進行して神経まで行ってしまうと、治療も大変になり歯の寿命も短くなってしまいます。
定期健診では細かくお口の中をチェックするので虫歯の早期発見につながります。虫歯を早い段階で見つけることができれば歯を削る範囲も少なく済んで神経を守ることが出来ます。
歯を長く残すためにも定期健診にお越しいただきたいと思います!
ひまわり歯科クリニックでお待ちしております🌻
キシリトールって??🦷🤍
キシリトールとは?
シラカバやトウモロコシの芯などから採れるキシラン・へミセルロスという物質を原料にした甘味料です。
虫歯菌を弱らせ、歯を守る!
✔虫歯菌は砂糖により虫歯の原因となる酸を作りますが、キシリトールでは酸をつく連ません。
さらにキシリトールにより虫歯菌の活動が弱まり、砂糖などの糖からも作ることが出来なくなります。
✔キシリトールを口の中に入れると、唾液がたくさん出て歯の表面を中和し、歯を酸から守ります。
キシリトールを上手に摂取しよう!
食事をする
↓
食事の後すぐに、キシリトール入りのガムまたはタブレットを5分間口の中にいれておく
↓
しっかり歯みがき(キシリトールの効果で歯垢がはがれやすくなる)
是非毎日の口腔ケアにプラスしてみて下さい🦷🤍✨
力をコントロールする歯科臨床
こんにちはひまわり歯科クリニックです🌻
力をコントロールする歯科臨床
【特定非営利活動法人日本顎咬合学会 2018年度支部学術大会】
日本顎咬合学会は昨年から「真・顎咬合学」をテーマのもと、顎咬合学を歯科医師・歯科技工士・歯科衛生士が臨床に応用し、患者さんにお伝えしていくことを目的としている学会である。
2018年度支部学術大会では、様々な角度から顎咬合学についての講演が行われた。
【顎位治療とは】
下顎の位置(顎位)が偏り、顎の位置を決める3つの顎位のバランスが崩れてしまった場合に行う治療。
3つのバランスとは
・咬合位
・顆頭位
・筋肉位 のことである。
【目的】
ブラキサーにおいて咬合力をコントロールするために、MFTによる力のコントロールが
有効であることを、咬合再構成した症例を元に示す。
【材料・方法】
う蝕と過剰な咬合力によって咬合崩壊した患者さんに、治療用義歯で顎位を回復した後に
CTシュミレーションソフト(ノーベルクリニシャン:(株)ノーベル)で診断後に
インプラント治療を行い固定式最終補綴物に移行した。
上顎はオールオン4ope前に、MFTによる力のコントロールを行い、インプラントの微小動揺を抑えた。
また、就寝時には軟性スプリントを使用してもらった。電動ブラシ(キュアライン:(株)ミック)の
使い方を患者さんに携帯アプリに登録することで、日々の磨き方や角度が医院に自動で転送されてくる
システムを用いた。
【結果】
補綴治療によって咬合高径が回復、審美的にも回復した。
プロビ装着中にMFTを行うことで、顔面表情筋のリハビリテーションを行った。
また、ガム咀嚼により、力のコントロールを咀嚼筋に記憶させ、咬合力を安定化した。
電動歯ブラシを処方し自宅でも歯科衛生士の指導を受けることにより、患者さんのモチベーションを
上げることが出来た。
【考察・結論】
プロビジョナルレストレーション中のMFTは、患者さんの咀嚼・嚥下・発音といった機能回復には必須であると考えられる。
また、MFTには歯科衛生士と連携したシステム作りが重要である。
【インプラント埋入後のメンテナンス】
インプラントは埋入して終了ではない。インプラントはチタンでできているので虫歯にはならないが、「インプラント周囲炎」という病気になるリスクがある。
この病気はインプラント患者の約20%が罹患すると推測されている。
インプラント周囲の歯茎や顎の骨などが歯周病菌に冒され炎症を起こすことをインプラント周囲炎と
呼び、インプラント治療後のケア不足で歯周病菌に感染することが発症の主な原因と考えられている。
また、歯根膜のないインプラントは天然歯よりも早いペースで感染が進行してしまう。
この病気は痛みなく進行していくため、インプラントの寿命を延ばすためには日々のケアと歯科衛生士
によるプロのケアがとても重要である。
メンテナンスを怠った場合
・インプラントが抜ける、割れる
・人工歯が取れる、ぐらつく、欠ける、割れる、ヒビが入る
・歯茎が腫れる、出血する、膿が出る
・顎の骨がやせる
などの症状が出てくる可能性がある。
インプラントだけではなく残っている天然歯を守るためにも定期的に歯医者に通い、口腔内の良い状態を維持するためにも必要である。
日々のケアでは歯ブラシだけではなく、デンタルフロス・歯間ブラシなどの口腔ケア用品も使用する
ことで口腔内をより一層清潔に保つことができる。
また、インプラント後のメンテナンスは口腔内の清掃だけではなく噛み合わせのチェックも行う。
噛み合わせに歪みが生じるとインプラントに大きな負荷がかかってしまい人工歯が割れてしまうことがある。そのため適切な噛み合わせに調整し、定期的にレントゲンを撮影しながら検査をしていくことも
とても重要である。
インプラントはメンテナンスをきちんと行えば、メリットの大きい治療法だと思われる。
義歯は違和感があり、外れやすかったり食事もしにくい。ブリッジは両隣の歯を削らなければならない
デメリットがある。担当医とよく相談し、口腔内の状態・費用・モチベーションの問題がなければ
インプラントは患者のQOLを満たすことのできる最善の治療だと考える。
という内容の発表になりますが、
インプラントを永くお使いいただくためには、患者様それぞれのお口の中に応じて、MFT(口腔筋機能療法)や、マウスピースの使用が大切になります。
インプラントを入れて終わりではなく、こうしてインプラント前後のケアを行うことでよりインプラントを長持ちさせることができ、審美的にも美しくなります!
きれいになれば、より口腔内のケアのモチベーションも上がりますのでいいこと尽くしですね☆
歯間ブラシの使い方
今日は歯間ブラシの正しい使い方について説明します
歯と歯の隙間は歯ブラシが届きにくく、十分に磨け ていない場合があります。
歯の表面や歯の裏側についた汚れを落とすのには、 歯ブラシが適しているのですが、歯と歯の隙間の汚れを落とすには、歯ブラシだけでは不十分です。
歯と歯の隙間の汚れを落とすのに適した清掃用具には、歯間ブラシとデンタルフロスがあります。
歯の隙間の広さによって、適したアイテムは異なり、歯と歯の隙間が狭い箇所にはデンタルフロスが、 隙間の幅が少し広い場合には歯間ブラシが適しているでしょう。
デンタルフロスと歯間ブラシは 歯の隙間に合わせて選ぶ
・ デンタルフロス
歯と歯の隙間が狭い箇所に適しています。
・ 歯間ブラシ
歯と歯の隙間が広い箇所に適しています。
歯間ブラシにはサイズがありますが、一番小さなサイズが入らない・動かしにくいと いったことがあるならば、デンタルフロスを使用しましょう。
歯間ブラシの選び方2つのポイント
①無理なく挿入できるサイズのものを選ぶ
無理に歯間ブラシを挿入しては、歯や歯肉に負担をかけてしまいます。
スムーズに挿入できるサイズを選ぶことが大切です。
歯間ブラシは5種類程度のサイズに分かれているので、自分の歯の隙間に合ったサイズを選びが必要です。「どのサイズを選んで良いのかわからない」という人は、 少し小さめ(細い)のサイズを選ぶと良いでしょう。
力を入れなければ動かしにくかったり、なかなか歯間ブラシを入れられなかったり するのは、サイズが大きい(太い)可能性があります。
②使う箇所に合ったタイプのものを選ぶ
歯間ブラシには、ストレートタイプとL字型タイプがあり、使う箇所によって適した タイプが異なります。
ストレートタイプは前歯に適していて、L字型は奥歯に適しています。 また、ストレートタイプは曲げて使用することも可能です。
歯間ブラシの正しい使い方
歯と歯の隙間にブラシを入れ、やさしく前後に動かし ます(数回往復させます)。
上の歯に使用する場合は、歯肉を傷つけないように 下向きに挿入し、下の歯に使用する場合は上向きに 挿入すると良いでしょう。歯間ブラシの持ち方は、鉛筆を持つときと同じように して、力を入れすぎないようにすることも大切です。 歯間ブラシを使った後は、よくうがいをしましょう。
■ 歯間ブラシの使用頻度
歯間ブラシを使う頻度は、毎日でも良いです。1日3回のブラッシング全てに歯間ブラシを使用する必要はありません。
朝・昼のブラッシングは、時間を十分に取れない人も多いと思いますので、比較的ブラッシングに時間をかけられる、夜の歯磨きでの使用がおすすめです。
■ 歯間ブラシの交換時期
歯間ブラシの交換時期は、ブラシの毛束が乱れてつぶれてきたら、新しいブラシと交換してください。プラークが落ちにくくなるだけではなく、歯や歯肉を傷つける恐れがあります。また、使用後は流水で洗い、よく乾燥させるなど、歯間ブラシを清潔に保つことも必要です。
よくあるトラブルとその原因
■ ブラシが入らない(入りにくい)
ブラシのサイズが合っていない、または挿入角度が適切でない可能性があります。 小さめサイズへの変更や使い方・挿入角度の見直しが必要でしょう。
■ 歯肉から血が出る
歯肉から出血があるのは、歯肉が腫れていることが原因の可能性が高いです。
出血も心配になると思いますが、歯と歯の隙間に溜まったプラークを除去することで、歯肉の腫れが治まり、出血もなくなることが多いです。出血が続く場合にはご相談ください。
■ 歯の隙間が広くなった気がする…
「歯間ブラシを使い始めてから歯と歯の隙間が広がった気がする」という人は少なくありません。
しかし、これは歯肉の腫れが治まって、隙間が広がったように見えるのであって、歯間ブラシ の使用が原因ではないでしょう。もちろん、使用方法が正しくなければ隙間が広がる可能性は否定できませんので、正しい使い方を 身に付けることが必要です。
■ 使用した歯間ブラシが臭い
歯と歯の隙間に溜まったプラーク(歯垢)は、口臭の原因になります。
プラークは口の臭いの原因となる物質を発生させます。
使用した歯間ブラシが臭いというのは、プラークが歯間ブラシに付着していることが原因である可能性が高いでしょう。
適切な歯間ブラシを選んで正しく使用していきましょう
バイトプレートの役目
みなさんこんにちは(^▽^)/
突然ですが、バイトプレートって聞いたことありますか?
簡単に言うと「寝るときに歯を守ってくれるマウスピース」です。
寝ている時、無意識に食いしばっていたり、歯ぎしりしていたり・・・
そうすると歯は徐々に徐々に、すり減ってしまい、歯が摩耗され無くなっていってしまうのです。
とっても怖くないですか?
そんな時に歯を守ってくれるのが【バイトプレート】なんです!
自分の歯を型取りしてから作るので、フィットしますし、保険で作れます。
最初は違和感があるかもしれませんが、分厚いわけでもないですし、
調整もできるので、自分に合ったマウスピースを作れます。
普段から食いしばってしまう方、寝起きに顎が痛い方におすすめです。
興味のある方は是非一度ご相談ください
インプラントの流れ
インプラント治療とは天然歯の代わりにチタン製の人工歯根を顎に埋め込み、その上から人工歯を被せて人工的に歯を再生させる方法です。見た目の美しさや機能的な面でもインプラント治療に興味のある方も増えています。ここでは実際どういう手順でインプラント治療が進められていくのかをお伝えしたいと思います。
Step1 手術前のCT検査・診断
まずCT撮影など、精密な3D画像の検査を行った上で綿密な治療計画を立てしっかり噛めるように計画します。人によって骨の厚みも様々なのでそれぞれの患者様の神経や血管の位置まで正確に把握し、立体的に観察した上で治療計画を立てることが重要です。3Dでの高分解能・高解像度の画像データをもとに診断をし、治療のシミュレーションを行って適切な手術を実現しています。
Step2 インプラント埋入(人工歯根)
歯肉を切開して、歯を失った部分の顎の骨にインプラントを埋め込む穴を専用ドリルで直径4ミリ程度の小さな穴を開けチタン製の人工歯根を埋め込みます。インプラントの頭部を切開した歯肉で覆って縫合します。当院では手術にドリルの位置をリアルタイムに追跡するダイナミック3Dナビゲーション・システムであるX-ガイドを使用しています。このシステムを使用することによりインプラント埋入方向、角度、深さを精密に把握でき正確性の高い手術が可能です。
麻酔について
オプションで専門の麻酔科医の先生のもと鎮静薬を静脈に点滴する静脈内鎮静法(セデーション)を行っております。意識が無くならない程度の眠っているようなウトウトしている状況で手術を受けることが出来ます。インプラント治療に恐怖心や不安感がある方は不安を取り除きリラックスした状態で手術を受けることが可能です。
Step3 アバットメント(土台部分)装着
しばらく期間をおいて、顎の骨とインプラントがしっかり結合するのを待ちます。結合するまでに大体2ヶ月から3ヶ月ほどかかります。顎の骨とインプラントが結合したら、再び歯肉を切開してインプラントの頭部に人工歯との連結部分であるアバットメントを装着します。
Step4 セラミッククラウン(人工の歯)装着
最終的にアバットメント(土台部分)にセラミッククラウン(人工歯)を装着し完成します。
インプラント治療後も細菌感染などによるトラブルを防ぎ、長く使用して頂くよう定期的にメンテナンス(定期健診)も必要です。
■患者様の声
30代男性
歯が痛くこちらの医院で見ていただいたところ歯の根っこは割れているということで抜歯となりました。保険で入れ歯を作成したのですが手入れやつけることが面倒になり着用もしなくなってしまいました。何もない状態だと横の歯が倒れて来たり上の歯が抜けて来たりするということだったのでインプラントを勧めて頂きました。興味は以前からあったのですが費用面で少し迷っていましたが費用は分割もできるということ、何よりも脱着の手間もなく自分の歯のように噛めるというのが一番の決め手でした。歯医者が苦手で手術は怖いイメージでしたが静脈内鎮静法という麻酔を使用したので眠ったような感覚であっという間に終わりました。手術して1年ほどになりますが自分の歯のように噛めるのでインプラントにして良かったと思います。
まとめ
期間は歯根を埋入する手術から最終的なかぶせ物まで3ヶ月ほど、費用は1本合計50万円ほどかかりますが自分の歯のように噛めると手術を受ける患者様は増えてきています。歯周病や糖尿病、骨の状況によってはインプラントをお勧めできない場合もございます。まずは一度相談することをおすすめします。
当院のインプラント治療については動画でもご覧いただけます。
動画はこちら
↓↓↓
むし歯になりやすい時期を知ろう~ライフステージとむし歯リスクの関係~
年齢による口腔内、生活環境の変化によってむし歯のリスクは変動します。
各ライフステージにおけるリスクを知って、むし歯の予防を心がけましょう。
乳幼児(生後6か月頃) ・乳歯が生え始める ・未成熟なエナメル質(乳歯)
・離乳食が始まる ・唾液腺の未発達
幼児期(3歳頃) ・乳歯が生えそろう ・親の唾液から虫歯菌が感染しやすい(食器の使いまわしい)
・親と同じものを食べ始める
→ お子さんの虫歯予防には、歯の溝をふさぐシーラントやフッ素塗布が効果的です!
学童期(6~10歳) ・永久歯が生え始める ・未成熟なエナメル質(永久歯)
・乳歯と永久歯が混在した凹凸の歯並び ・自分で歯磨きするようになる
・親の仕上げ磨きがなくなる
思春期(12~18歳頃) ・永久歯が生えそろう ・お小遣いで買い食いができる
・部活でスポーツドリンクを頻繁に飲む ・成長ホルモンの変化で歯肉炎が増える
→生活環境や食習慣の変化で、むし歯になる確率が高くなります!
成人期(20~50歳) ・歯質が成熟する ・働き盛りで歯医者に通う時間がない
妊娠期 ・歯周病の原因となるタバコやお酒がOKになる ・唾液PHの低下(妊娠期)
・治療した歯が再び虫歯になりやすい ・内分泌機能の低下(妊娠期)
高齢期(60歳~) ・歯質の衰えがみられる ・歯肉が痩せて歯の根が見える
・生活習慣病が増える ・唾液分泌量の低下
・租借機能の低下
→これまでの生活習慣や歯のケア不足が原因で、歯の喪失率が高くなる!
虫歯や歯周病の発症を未然に防ぐために、定期健診をおすすめします!
🦷歯周病治療の進み方🦷(軽度の場合)
ブラッシングの時、出血したり歯茎が赤くふくらんでいませんか? 細菌によって歯ぐきが腫れ、歯を支える骨が少しずつ溶けていいるからです。歯面に付着した歯石を取り除き、ご家庭で正しいブラッシングを丁寧に行うことで歯周病は改善されやすくなります。
※まず、歯ぐきを検査します※
レントゲン撮影
歯を支える骨の状態や、歯ぐきの奥の歯石をチェックします。
染め出し
歯の表面についているプラーク(細菌)を専用の薬剤を使ってチェックします。
写真撮影
治療前の歯ぐきの状態や歯石の付着状況を撮影し保管します。
ポケット検査
専用の器具を使って歯ぐきの溝(ポケット)の深さを測ります。
※歯にこびりついた歯石を取り除きます※
歯と歯茎の境目にこびりついた歯石は、ブラッシングでは取り除くことができません。専用の器具を使って歯の表面を傷つけないよう、丁寧に歯石を取り除きます。歯ぐきの状態を確認しながら行いますので、基本的には2回、症状によって回数が増える場合があります。
ご家庭でのブラッシング状況をチェックし、正しいブラッシング方法をアドバイスします。
その後、歯ぐきの改善を待つため1ヶ月ほどあけます。その間よく歯磨きをしてください。
※再検査・歯ぐきの奥深くまでお掃除をします※
専用の器具を使って歯ぐきの溝(ポケット)の深さを測ります。
歯ぐきの奥にある、目に見えない部分の歯石やプラーク(細菌)を取り除きます。特に深い部分に歯石がある場合には、麻酔を使用することがあります。
歯石を除去する際、出血をする場合がありますが、歯ぐきの腫れによるものです。
この検査で問題がなければ定期健診になります。
※治療終了・・・お疲れさまでした※
今後は改善された歯ぐきをいつまでも守っていくことが大切です。
油断すると、すぐに炎症を起こしやすいので、定期的に歯石を取り、毎日のホームケア(ブラッシング)もていねいに行うことをおすすめします。
🌻ひまわり歯科クリニック🌻
ホワイトニング効果のある歯磨き粉をご紹介します🦷🤍
≪ルシェロ 歯みがきペースト ホワイト✨≫
―4つの力で歯を白く―
◆歯の表面に付着したステインを落としやすくします。
◆高濃度に配合したLime粒子とブラッシングで落としにくいステインを除去します。
◆薬用成分「ポリエチレングリコール(PEG)400」が、タバコの「やに」を溶解除去します。
◆フッ素濃度950ppmで歯質の再石灰化を促進し、むし歯の発生と進行を予防します。
先日GCの方がセミナーに来てくださいました!こちらの歯磨き粉を使い続けた方の写真を見せて頂きましたが、汚れがスッキリ落ちて白くきれいな歯になっていました🤩😁
スタッフも愛用中です❣是非お試しください🦷🦷
価格は税込み2000円で販売しております🙌
咀嚼の大切さ
みなさんこんにちは!
ひまわり歯科クリニックです。
今回は、咀嚼の大切さについてお話ししていきたいと思います。最近、この咀嚼という行為が、心と体の健康を保ち、元気で長生きすることと大きく関わっていることへの関心が高まっています。
☆咀嚼とは
口の中に食べ物を取り入れた後、歯・顎・舌・筋などの働きによって食物をくだき、すりつぶし、唾液と混和し、飲み込みやすい食塊にるする一連の働きを言います。さらに、ヒトは食物を咀嚼することによって『味わう』ことができます。
☆咀嚼仕組み
私たちは口の中に入った食物をの咀嚼するとき、無意識のうちに下顎を上下にさせる開閉口運動というのを繰り返します。このリズミカルな開閉口運動は、中枢神経を介する経路で引き起こされ、食事中に誤って舌を噛んでしまったときなどのように、反射的に開口して咀嚼を中断する顎反射を備えています。また、歯の根の膜や口の中の粘膜などには感覚センサーが存在し、情報を脳に伝え、中枢神経系とネットワークを形成し、咀嚼運動を調節しています。例えば、口の中に髪の毛が1本混入するだけで異物感を感じることができるのは歯の根の膜が感覚センサーとして働いているからです。
よく噛むことによってどのような効果があるの?
「よく噛んで食べる」ことは、健康にとって実に様々な良い効果があります。
噛むことにはメリットがたくさんある!!
噛む効果は『ヒミコノハガイーゼ』
よく噛むことによって、食べ物の消化を助けたり、脳を刺激して発達を促したり、病気の予防をしたり、様々な効果をもたらします。「卑弥呼の歯がいーぜ!」(ヒミコノハガイーゼ)は、そんな噛む様々なメリットを表した標語です。
『ヒ』:肥満防止 ゆっくりよく噛んで食べることで、食べ過ぎを防ぎ、肥満予防を予防します。
『ミ』:味覚の発達 食べ物の形や固さを感じることができ、味がよく分かるようになるど味覚が発達します。
『コ』:言葉の発達 口の周りの筋肉をよく使うことで、あごの発達をたすけ、表情が豊かになったり、言葉の発音がきれいになったりします。
『ノ』:脳の発達 脳に流れる血液の量が増えるので、子供は脳が発達し、大人は物忘れを予防することができます。
『ハ』:歯の病気予防 よく噛むと、唾液がたくさんでます。唾液には食べ物のカスや細菌を洗い流す作用もあり、むし歯や歯肉炎の予防につながります。
『ガ』:ガンの予防 唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素が、食品の発がん性を抑えるので、ガンの予防につながります。
『イー』:胃腸快調 消化を助け、食べ過ぎを防ぎます。また胃の働きを活発にします。
『ゼ』:全力投球 身体が活発になり、力いっぱい仕事や遊びに集中できます。
〜よく噛んで食べるための工夫〜
- ①入り急いで食べない
- ゆっくりと味わって食べましょう。食べ物によって噛みごたえは違います。
噛みごたえのある食べ物は、ひと口30回を目安によく噛んで食べましょう。 - ②飲み物で流し込まない
- 食べ物が口の中にある時は、飲み物を摂らないようにしましょう。飲み物で流し込んでしまうと、食べたものが細かくならないうちに胃に送られてしまうので消化によくありません。よく噛むと、食べ物が細かくなり、自然に飲みこめるようになります。
咀嚼の回数が増える食物!!
硬いもの
アーモンド、ピーナッツ、煎り大豆などの硬い食材は噛み砕くのに力がいる食品です。硬い食材をとりいれると噛む回数はふえますが、一度にたくさん食べることはできませんので、他の食材と合わせて使うと良いでしょう。
弾力の大きいもの
干ししいたけ、油揚げ、こんにゃく、いか、たこ、餅など弾力の大きい食材は噛み切りにくいため、噛む回数が増える食材です。大きめに切ることにより効果的です。
食物繊維が豊富のもの
ごぼう、たけのこ、きのこ、海藻などの食物繊維が豊富な食材は、かみ切らないと飲み込めないので、噛む回数の増える食材です。
噛むという作業は、健康のためにとても大切ですが、そのためにも丈夫な歯をもつことはとても大切です。健康な歯が、健康な身体を作ります。常にお口の中をケアをして、かかりつけの歯医者さんを定期的に受診して、歯の健康を保つことをお勧めします。何かお口の中で気になることがありましたら、ひまわり歯科クリニックにご相談ください(^-^)