診療・治療情報

2025.09.26

将棋の羽生さんのセミナーに行ってきました

日本歯科医学会に参加してきました棋士の羽生さんの決断力を磨くというテーマのセミナーは経営や診断においても活かせる大変有意義な講演でした。

ここが要点というのを直感で導き、多数の選択肢から2個くらいに絞って、熟考しています。
羽生さんは何手先まで読もうとしていますか?とよく聞かれるそうです。
相手のいる勝負において、3手先まで読むだけでも6万通り考えなくてはなりません。
しかし、それは人間の脳では不可能で、大局観を身につける事が重要です。 経験を積んでくると暗記→大局観へと思考の幅が広がってきます。 

長考に好手なし、と言われるように、心理的な不安に立ち向かう時間、答えに迷ってる時に行動を起こすのは危険だと考えられます。

この話を聞いて、自分の診療や経営にも、同じ事が言えると感じました。
短時間で決断力できる時は、自信を持って行動ができてパフォーマンスを100%発揮できると考えているので、普段から、こういう場面に陥ったらどう解決するか考えておく、調べておく事が大切だと思います。

結果が良くない時に2パターンあると考えられます。
単なる不調の時は、気分を変える事が効果的です。自分は最善の手を打っているのに、結果が出ない時は、最善の手を変えずに、気分を変える為に美容院に行ったり、美味しい物を食べる。
どういう時に、良いパフォーマンスを発揮できるかというと、リラックスして楽しんで仕事できてる時だと様々な研究でも証明されています。
プレッシャーを感じてる状態は、いいところまできてるものです。
限界突破できる寸前で、少し頑張れば成長できるイメージを持たせる事が重要です。
ミスを起こした時に、心理的動揺が起きて、判断を謝る事があります。
ミスをした後に、目の前の状況から挽回する為の最善手に集中する事が大切です。(悩んだ際はレントゲン撮る等して気分を変える事が大切だと感じました)
ミスした後に、反省と検証をしてクヨクヨと考えてるとミスを連発してしまうリスクがあるからです。

1番悪い状態は、ミスによってヤル気を失った状態なのです。

一方、悪手を打っていて調子悪い時には、原因を考えて改善する事が必要で、周囲の人間が、ダメだよと諭してあげる必要があります。

YouTubeで早送りして見た将棋の試合は15分で忘れてしまうが、じっくり考えながら見た試合は、ずっと記憶に残ると言われています。
ブロック化して記憶する事が有用と言われています。
AIとチェスの対戦では、1996年にAIが買っています。
相手の立場にたって考えましょう、と良く言われてるように、相手の状況や心理状態を評価して、それを予測して、3手目を読む力が必要とされてます。

αゼロは15万局の将棋対局を深層学習して、AI同士で3000万局対戦させて、自ら学ぶようにして強くなったAIなので、セカンドオピニオン的に使う棋士が多いそうです。

人間の思考の、盲点を見つけたり、確認するのに利用できるので、他の分野にも同様に利用されると考えられます。自動運転に対して、夕方や朝方の光と影が交差する時間帯は、人間が得意で、夜道のように安定した時間帯は、AIが得意だそうです。AIの評価の外側にある、人智を超えた画期的な発見が人間には可能ですし、推論と学習を同時にできます。

2025.09.25

無意識の歯の接触が歯や体に与える悪影響

皆さんは一日のうち、どのくらいの時間「歯と歯が触れている」でしょうか?

食事や会話のときは当然歯が当たりますが、それ以外の時間は本来、歯と歯は軽く離れているのが正常な状態です。

ところが、食事以外のときに無意識に歯を接触させ続けるクセを持つ人が増えています。これを**TCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖**と呼びます。

TCHはあまり耳慣れない言葉かもしれませんが、実は顎関節症や歯の痛み、肩こりや頭痛の原因になることもある重要な問題です。今回は、このTCHについて詳しく解説します。


TCHとは?

TCHとは、本来離れているはずの上下の歯を、持続的に接触させてしまう習慣のことを指します。

通常、安静時には上下の歯の間には1〜3mm程度のすき間(安静空隙)があり、リラックスした状態を保っています。しかしTCHがある人は、この隙間がなく、常に歯が触れたままの状態が続きます。

この「ちょっとした接触」が積み重なることで、さまざまなトラブルを引き起こします。


TCHの原因

TCHが起こる背景には、いくつかの要因があります。

  • 精神的ストレスや緊張

     仕事や勉強、日常生活のストレスで、無意識に歯を食いしばったり接触させたりします。

  • 集中時のクセ

     パソコン作業やスマートフォン操作、細かい作業に集中しているとき、自然と歯が当たっていることがあります。

  • 姿勢の乱れ

     猫背や前傾姿勢になると、顎や首周りの筋肉に負担がかかり、歯を接触させやすくなります。

  • 夜間の食いしばりや歯ぎしりとの関連

     睡眠中の歯ぎしりとは別に、日中のTCHがあると顎や歯に過度な負担がかかります。


TCHによる悪影響

「少し歯が触れているだけで、そんなに問題があるの?」と思うかもしれません。

しかし、歯や顎は非常に繊細で、わずかな力でも長時間かかると大きなダメージになります。

1. 顎関節症

顎の関節や筋肉に持続的な負担がかかり、痛みや「カクッ」という音、口が開けにくいといった症状が出ます。

2. 歯や歯ぐきのトラブル

  • 歯がしみる(知覚過敏)

  • 歯のすり減り

  • 歯にヒビが入る(マイクロクラック)

  • 歯周病の悪化

3. 筋肉や全身の不調

  • 顎のだるさや疲れ

  • 頭痛、肩こり、首の張り

  • 姿勢の悪化

特に顎関節症の患者さんの多くに、このTCHが関わっているといわれています。


自分はTCHかも?セルフチェック

以下の項目に心当たりがある方は、TCHの可能性があります。

  • ✔仕事や勉強に集中すると、歯が当たっている

  • ✔頬や舌に歯の跡がついている

  • ✔顎がだるくなることがある

  • ✔頭痛や肩こりがよく起こる

  • ✔歯医者さんに「歯ぎしりの跡がある」と言われたことがある

もし当てはまる項目があれば、日常生活での注意が必要です。


TCHの改善方法

TCHは「クセ」なので、意識して直していくことが大切です。すぐにやめることは難しいですが、少しずつ習慣を変えていくことで改善が期待できます。

1. 歯のポジションを意識する

「上下の歯は離れていていい」と自分に言い聞かせましょう。リラックスしているときは、唇は軽く閉じ、歯と歯は接触していません。

2. メモや付箋でリマインド

パソコンやスマホに「歯を離す」と書いた付箋を貼ることで、無意識に歯を当ててしまうクセに気づきやすくなります。

3. 姿勢を整える

デスクワーク時は背筋を伸ばし、顎が前に出ないように意識します。モニターの高さを調整することも効果的です。

4. リラックス習慣を取り入れる

ストレスや緊張がTCHの原因になるため、深呼吸やストレッチ、就寝前のリラックスタイムを心がけましょう。

5. 歯科医院でのサポート

 

TCHの症状が強い場合、歯科医院では以下のような対応を行います。

  • マウスピース(ナイトガード)の作製

  • 姿勢や習慣の指導

  • 顎の筋肉を和らげるリハビリ指導


まとめ

TCH(歯列接触癖)は、食事や会話以外の時間に上下の歯を接触させてしまうクセのことです。

一見小さなことのように思えますが、顎関節症や歯のトラブル、頭痛や肩こりなど、全身に影響を与えることがあります。

改善のポイントは、**「歯は本来、接触していないのが正常」**ということを意識すること。

日常のちょっとした工夫や歯科医院でのサポートにより、症状の予防・改善が可能です。

気になる方は、ぜひ一度ひまわり歯科クリニックで相談してみてください🌻

2025.09.21

咀嚼の大切さ。健康を支える「かむ力」の役割   

私たちは毎日、何気なく食べ物を口に運び、自然と「かむ」動作をしています。けれども、咀嚼(そしゃく)の大切さを深く意識したことがある方は少ないかもしれません。

実は、この「かむ」という行為は単なる食事の一部ではなく、身体の健康や心の安定に直結する重要な役割を果たしています。今回は、歯科の視点から「咀嚼の大切さ」について詳しく解説していきます。

1.咀嚼の基本的な役割

(1)食べ物を細かく砕き、消化をたすける

咀嚼の最大の役割は、食べ物を細かくすりつぶし、胃や腸での消化をスムーズにすることです。よく噛むことで食べ物が細かくなり、唾液と混ざり合うことで消化酵素(アミラーゼなど)が働きやすくなります。咀嚼をおろそかにして丸のみしてしまうと、胃腸に負担がかかり、消化不良や胃もたれの原因となります。

(2)唾液の分泌を促す

「よくかむと健康に良い」と言われる背景には、唾液の役割があります。唾液には以下のような作用があります。

・消化酵素作用:デンプンを分解し、消化を助ける

・自浄作用:口の中を洗い流し、虫歯や歯周病の予防に役立つピクシカ | 【無料】歯科イラスト素材サイト | かわいい・おしゃれなイラストがいっぱい

・抗菌作用:細菌の増殖を抑え、口腔内の健康を保つ

・再石灰化作用:歯の表面を修復し、初期虫歯の進行を防ぐ

しっかりかむことで唾液がたくさん分泌され、口と全身の健康を守ることにつながります。

2.咀嚼と全身の健康

(1)肥満予防

よく噛んで食べることで、肥満中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。逆に、早食い・丸のみは満腹感を感じる前に過剰な量を食べてしまい、肥満のリスクを高めます。

(2)生活習慣病の予防

肥満は糖尿病や高血圧、脂質異常症などの生活習慣病の引き金になります。つまり「よく噛む習慣」は生活習慣病予防にも直結しているのです。

(3)脳の活性化

咀嚼には脳を刺激する効果があります。噛むことで血流が増え、脳の働きが活発になります。特に記憶や学習を担う「海馬」への血流が増えるとされ、認知症予防にも効果が期待されています。

(4)姿勢や発音にも影響

噛み合わせが安定していると顎の位置や姿勢が整い、全身のバランスにも良い影響を与えます。さらに、発音や表情の形成にも咀嚼は関わっており、コミュニケーション面でも重要です。

3.咀嚼不足がもたらすリスク

(1)消火器への負担

丸のみや早食いを続けると、胃腸への負担が大きくなり、慢性的な消化不良や胃痛を招きやすくなります。

(2)虫歯・歯周病のリスク増大

唾液分泌が減少すると、口腔内の自浄作用が弱まり、虫歯や歯周病のリスクが高まります。特に現代はやわらかい食べ物が多いため、意識的に噛む習慣が求められます。

(3)認知機能の低下

高齢者において、歯を失い、咀嚼が不十分になると、認知症のリスクが高まることが研究で報告されています。噛む力を維持することは、老後の生活の質に直結するのです。

4,よく噛むためも工夫

(1)食べ物の選び方よく噛むイラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

・なるべく、噛み応えのある食材(根菜類、きのこ類、ナッツ類など)を取り入れる。

・やわらかすぎる食事ばかりに偏らない

(2)食べ方の工夫

・一口ごとに30回噛むことを意識する

・箸を一度置いて、ゆっくり食べる

・家族や友人と会話をしながら食べることで自然にペースが落ちる

(3)口腔環境を整える

虫歯や歯周病、合わない入れ歯などがあると、痛みや違和感などで咀嚼がしにくくなります。定期的に歯科検診を受け、噛み合わせや義歯の調整を行うことが大切です。

5、子供にとっての咀嚼の大切さ

子供の成長においても、咀嚼は欠かせません。

・顎の発達:よく噛むことで顎の骨や筋肉が成長し、歯並びにも良い影響がある

・発音の発達:噛む力や口周りの筋肉が育ち、はっきりとした発音が可能になる咀嚼イラスト|無料イラスト・フリー素材なら「イラストAC」

・食習慣の基盤:早食いを防ぎ、健康的な食習慣を身につける

現代はやわらかい食事が多いため、意識的に「噛む力を育てる食材」を食卓に取り入れる工夫が求められます。

6,高齢者と咀嚼

高齢になると歯を失ったり、入れ歯が合わなかったりして「かめない」状態に陥りやすくなります。その結果、栄養が偏りやすく、低栄養やフレイル(虚弱)につながる危険性があります。

・歯科での定期的な入れ歯調整やインプラント治療の検討

・やわらかくても「噛む楽しみ」が得られる料理の工夫

・嚥下機能に配慮したリハビリや口腔体操

これらを通じて「かむ力」を維持することが、健康寿命を延ばすカギとなります。

まとめ

咀嚼は

・消化吸収を助ける

・唾液の分泌を促し口腔環境を守る

・肥満や生活習慣病を防ぐ

・脳を活性化させ、認知症予防に役立つ

・子どもから高齢者まで、私たちの健康を支えている

といった多方面にわたり、私たちの健康を支えています。

普段は当たり前のように行っている「かむ」という動作。

しかし、その一回一回が健康を作る基盤であることを意識し、日々の食事を楽しみながら「よくかむ習慣」を身につけていきましょう。

        🌻ひまわり歯科クリニック🌻

 

 

 

 

2025.09.10

9月7日佐渡国際トライアスロン大会、完走しました!

先日、佐渡島で行われた大会に、よつば歯科とひまわり歯科のスタッフで参加してきました。

当日、朝から50cmを超える波と風速9mを超える風のコンディション。スイムは、何度となく繰り返すスキップ(スイムをしないで自転車から始める)をうながす放送の中で、スタートしました。

2kmが1.35kmに短縮されましたが、大きい波と風の中、1番手のスイム担当の赤井さんが、22分という驚異的なタイムで泳ぎ切り、2番手の稲辺先生にバトンタッチしました。

自転車は、小佐渡と呼ばれる島半分を1周する108kmのコース。通常でもアップダウンに悩まされるロード、今回は9mを超える向かい風の中、持ち前の強いメンタルで走り切りました。

稲辺先生からのタスキを受け取った私、雨風が強い時もあれば、灼熱の太陽が照り付け経験したこともないランでした。心が折れそうになりながらも、なんとか走りました。そして最後の20mは、3人で一緒に走ってゴールしました。

いつもは歯科医院の仲間が同じ時間をともにできたこと。最高でした。

2025.08.15

舌のケアしてますか?

こんにちは!ひまわり歯科クリニックです🌻

皆さんは毎日の歯みがきに加えて、「舌のケア」もしていますか?

「舌なんて特に何もしてない…」という方も少なくないのですが、実は舌のケアは、お口の健康や体全体の健康にも関わる大切な習慣なんです。

この記事では、

  • ✔舌ケアの重要性

  • ✔舌の汚れ(舌苔)とは?

  • ✔舌ブラシの選び方と正しい使い方

  •                ✔舌を傷つけないための注意点

について詳しくご紹介します。


舌のケア、なぜ必要?

舌の表面を鏡で見てみてください。

白っぽいものが付いていたり、ざらざらして見えることはありませんか?

この白いものの正体が、「舌苔(ぜったい)」と呼ばれる汚れです。

舌苔とは?舌苔は、以下のものが舌の表面に付着してできたものです:

    • 食べカス

    • 古い細胞

細菌(口内細菌)

  • 唾液の成分

この汚れは見た目にも悪く、さらに放っておくと次のようなトラブルの原因になります。


舌苔を放置するとどうなる?

① 口臭の原因に

舌苔は、口臭の原因の6〜7割を占めると言われています。

特に朝起きたときや緊張して唾液の分泌が減ったとき、舌苔が増えやすくなり、強い口臭が発生することもあります。

② 虫歯・歯周病のリスクが上がる

舌の表面に住み着く細菌が増えると、唾液を通じて歯の表面にも菌が広がり、虫歯や歯周病のリスクを高めます。

③ 味覚障害の原因になることも

舌苔が厚くなりすぎると、味を感じる「味蕾(みらい)」が覆われてしまい、食べ物の味を感じにくくなることも。

④ 感染症にかかりやすくなる

特に高齢者の場合、舌苔に含まれる細菌が原因で「誤嚥性肺炎」を引き起こすこともあるため、舌の清潔はとても重要です。


舌ケアに使う道具は「舌ブラシ」がおすすめ

舌の汚れを落とす方法としては、舌ブラシを使うのがもっとも効果的かつ安全です。

❌ 歯ブラシで舌を磨くのはNG!

 

歯ブラシで舌をこすっている方も多いですが、実はこれはNG。

歯ブラシの毛は硬くて密度が高く、舌の表面を傷つけてしまいやすいんです。

それにより、舌の粘膜が炎症を起こしたり、逆に細菌が繁殖しやすくなってしまうことも。


舌ブラシの正しい選び方

市販されている舌ブラシはさまざまなタイプがありますが、次のようなポイントを基準に選ぶのがおすすめです:

  • 柔らかい素材(シリコンややわらかめの樹脂製)

  • 舌のカーブにフィットする形状

  • 軽く持ちやすいグリップ

「毛タイプ」よりも、「ヘラ状」または「ブラシ+ヘラ」タイプの方が初心者でも使いやすく、安全にケアができます。


舌ブラシの正しい使い方

💡使用は

1日1回・朝がおすすめ

朝起きたときは、唾液の分泌が少なく舌苔が最もたまりやすいタイミング。

朝の歯みがきのついでに、舌も一緒にケアしましょう。


【正しい舌ブラシの使い方】

  1. 舌を前に突き出すようにする

     → 鏡を見ながら行うとやりやすいです。

  2. 舌ブラシを舌の奥から手前へ、優しくなでるように動かす

     → 1回1回ブラシを離して、5回程度繰り返します。

  3. 水で舌ブラシをしっかり洗いながら使う

  4. 終わったらブラシも清潔に洗って乾燥させる

🔹※こすりすぎや力を入れすぎると舌を傷めてしまうので、「なでるようにやさしく」がポイントです。


舌ブラシを使うときの注意点

  • 舌の奥に入れすぎない(嘔吐反射を避けるため)

  • 1日1回を超えない(過剰ケアは逆効果)

  • 舌の色が赤くなったりヒリヒリする場合は中止

  • ブラシの交換は1〜2ヶ月を目安に

特にデリケートな方は、最初は週に2〜3回の使用から始めても◎です。


舌苔は取りすぎないのが正解!

実は、舌苔はすべてを取り除く必要はありません。

舌の表面には自然な常在菌が存在しており、適度なバリアとしての役割もあるため、「汚れが多いと感じる範囲をやさしくケアする」くらいで十分です。

「白くなってるから全部取らなきゃ!」と強くこすりすぎると、逆にトラブルの原因になるので注意しましょう。


舌ケアで、口臭・虫歯・味覚の健康をキープ!

舌ケアを取り入れることで、

  • 口臭の改善

  • 虫歯・歯周病の予防

  • 味覚の正常化

  • 感染症の予防(特に高齢者)

といった、さまざまな効果が期待できます。

毎日の歯みがきと同じように、舌のケアも「日常の習慣」にすることが、お口全体の健康につながります。


最後に:ケアしても舌苔が取れない?そんなときは…

「毎日ケアしているのに舌苔が消えない」

「舌がヒリヒリする・赤くなってる」

「黒い舌苔が気になる」

そんなときは、自己判断せずに歯科医院にご相談ください。

体調や薬の影響、胃腸の不調、ドライマウスなどが原因になっているケースもあります。

当院でも、舌の状態をチェックした上で、適切なアドバイスや治療をご案内しています。


舌ブラシ、今日から始めてみませんか?

「口臭が気になるけど、歯みがきだけでは改善されない…」

そんなときは、ぜひ舌ケアを取り入れてみてください。

たった1分のケアで、口の中がすっきりし、健康的なお口を保つことができます。

正しい舌ブラシの使い方を身につけて、より快適な毎日を送りましょう!

気になることがあれば、いつでも〇〇歯科クリニックまでご相談ください🦷✨

2025.08.08

『予防歯科』のススメ ~痛くなる前に歯医者へ行こう~

こんにちは。今回は、「予防歯科」というテーマでブログを書いてみたいと思います。

                                                                                                                                                            

多くの方にとって、歯医者さんは「歯が痛くなったら行く場所」というイメージが強いのではないでしょうか?

でも実は、歯科医院は「虫歯や歯周病にならないために行く場所」でもあるのです。近年では「予防歯科」という考え方が広まりつつあり、定期的に歯科医院に通うことでお口の健康を維持する人が増えてきています。

こんかいは「予防歯科とは何か?」「なぜ予防が大事なのか?」という基本から、実際にはどんなケアをすれば良いのか、わかりやすくお伝えします。

 

そもそも「予防歯科」とは?

予防歯科とは、その名の通り、虫歯や歯周病を「予防すること」を目的とした歯科医療です。

虫歯や歯周病は、早期に発見し、初期の段階で治療することで、大掛かりな治療を避けることができます。さらに、そもそも病気を「発症しないようにする」ことが、予防歯科の本質です。

これにより、将来的に歯を失うリスクを減らすことができ、自分の歯を長く健康に保つことが可能になります。

 

予防歯科の3つの柱

予防歯科には、以下の3つの柱があります。

 

1、セルフケア(自宅でのケア)                                    

毎日の歯磨きやフロス、マウスウォッシュなどがこれにあたります。

特に歯ブラシだけでは落とせない「歯と歯の間のプラーク(歯垢)」を除去するには、デンタルフロスや歯間ブラシの使用が非常に重要です。

しかし、正しい磨き方を知らずに「磨いているつもり」になってしまっている方も多いのが現状です。

 

2、プロフェッショナルケア(歯科医院でのケア)

歯科衛生士による「PMTC(プロによる歯のクリーニング)」や、定期的な歯垢除去、歯周病のチェックなどが含まれます。

毎日のセルフケアでは落としきれない汚れや歯石を、プロの手でしっかり除去します。

また、フッ素塗布など、歯質を強化する処置もプロフェッショナルケアのひとつです。

3、定期検診

虫歯や歯周病は、初期の段階では痛みが出ないことが多く、知らないうちに進行してしまうケースが少なくありません。

定期的な検診によって早期発見・早期治療が可能になり、結果的に歯を守ることにつながります。

 

なぜ予防歯科が重要なのか?

◎理由1:歯を削ると元に戻らない

虫歯になった歯を削って詰め物をしたり、被せ物をすることで一見「治った」と感じるかもしれません。

しかし、実際には歯を削ることで、歯は少しずつ弱くなっていきます。一度削った歯は元には戻らず、やがて再治療を繰り返すうちに、抜歯が必要になることもあります。

最初から虫歯に「ならない」ようにすることが、結果的に一番「治療を少なく済ませる」方法なのです。

 

◎理由2:治療費の節約につながる

定期的な検診やクリーニングに通うことは一見「費用がかかる」と思われがちですが、実際には、虫歯や歯周病の進行によって高額な治療費が必要になった場合と比べて、予防の方が圧倒的に経済的です。

インプラントやブリッジ、入れ歯などの処置は非常に高額になることもあり、長期的にみると予防に力を入れる方がコストを抑えられるのです。

 

◎理由3:全身の健康にも関わる

最近の研究では、歯周病と全身の病気(糖尿病、心疾患、脳梗塞、認知症、早産など)との関連が明らかになってきています。

口腔内の健康は、全身の健康に深く関わっており、まさに「口は健康の入り口」なのです。

 

実際に何をすればいいの?

ここからは、今日からできる予防歯科の実践方法をご紹介します。

 

●毎日の正しい歯磨き

・1日2回以上、特に寝る前は丁寧に磨く

・歯ブラシは1ヶ月に1本を目安に交換

・フロスや歯間ブラシを活用

・歯みがき粉にはフッ素入りを選ぶ

●定期的な歯科医院でのクリーニング

・3~6ヶ月ごとのペースで定期健診を受ける

・歯周ポケットの深さや出血、歯石の有無をチェックしてもらう

・PMTC(プロフェッショナルクリーニング)で口腔内をリセット

●食生活の見直し

・だらだら食べを避け、間食の回数を減らす

・砂糖を含め飲料(ジュース、スポーツドリンクなど)の摂取を控える

・唾液の分泌を促すために、しっかり噛んで食べる

 

子供にも「予防歯科」は大切

子供の乳歯は永久歯より弱く、虫歯になりやすです。

また、乳歯が虫歯になると、その後に生えてくる永久歯の歯並びや健康にも悪影響を及ぼします。

そのため、子供の頃から定期健診とフッ素塗布を受ける習慣をつけることは、将来の健康な歯を守る第一歩になります。

 

まとめ~予防こそ最良の治療~

虫歯になってから、歯周病が進行してから、歯医者に駆け込むのではなく、「問題が起きる前に予防する」ことが最も大切です。

歯の健康は、生活の質(QOL)にtyokketuします。自分の歯で食事ができること、口元に自信を持てること、それは人生において大きな価値となります。

ぜひ、あなたも「予防歯科」という考え方を日常に取り入れて、いつまでも健康な歯を保ちましょう。

 

 

        🌻ひまわり歯科クリニック🌻

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025.07.31

知覚過敏の予防法

今年の夏も暑く、冷たい食べ物や飲み物を口にする機会が増えているのではないでしょうか?

そんな時歯がキーンとした感覚がある方は知覚過敏かもしれません。

予防のためには日常の習慣やケアがとても重要です!

🦷知覚過敏の予防法

1.優しい歯磨きを心がける

ゴシゴシと強い力で磨くと歯のエナメル質が削れて知覚過敏の原因に…

軟らかめの歯ブラシで丁寧に磨くようにしましょう!持ち方は鉛筆を持つようにすると余計な力がかかりにくくなります!

 

2.知覚過敏用の歯磨き粉を使う

「硫酸ナトリウム」や「乳酸アルミニウム」などが含まれてる歯磨き粉を選ぶと◎

毎日継続して使うことで、しみる感覚を和らげてくれます。

 

3.歯ぎしり、食いしばりに注意する

歯に過度な圧がかかると歯の根元が削れて知覚過敏の原因に…

就寝時にナイトガード(マウスピース)を使うことがおすすめです。

当院でも保険適用で3000円でマウスピースを作成することが可能です。

異物感が気になり、睡眠に影響があるのであればボトックスを打つのもおすすめです。(自費診療となります)

4.定期的な歯科受診

初期の知覚過敏は、歯科医院でのフッ素塗布で改善が可能です!

放置せず早めの診療をおすすめします。

 

5.ホワイトニング後のケア

ホワイトニング後は一時的にしみる症状が出る場合があります。

専用のアフターケア用品を使いましょう。

 

「最近しみるな…」と思ったら早めにご相談下さい!!

2025.07.30

夏に気を付けたい飲み物と虫歯のリスク

こんにちは!ひまわり歯科クリニックです🌻

夏になると、熱中症対策として「ポカリスエット」や「アクエリアス」などのスポーツドリンクを飲む機会が増える方も多いのではないでしょうか?

こまめな水分補給はとても大切ですが、頻繁にスポーツドリンクを飲むことが、虫歯のリスクを高めてしまう」ということをご存じでしょうか?

今回は、夏に注意したいスポーツドリンクと虫歯の関係について、わかりやすくお話していきます✨

スポーツドリンクには砂糖がたっぷり(*_*)

ポカリスエットやアクエリアスといったスポーツドリンクには、汗で失われた水分やミネラルを補給するための成分が含まれており、運動後の水分補給にはとても効果的です。

しかし、それと同時に多くの糖分(砂糖)が含まれていることを忘れてはいけません。

例えば…

  • ポカリスエット(500ml):約31gの糖分(角砂糖約8個分)

  • アクエリアス(500ml):約23gの糖分(角砂糖約6個分)

これは清涼飲料水と同じ、もしくはそれ以上の糖分量です。

なぜスポーツドリンクで虫歯になりやすいの?

虫歯は「糖分」と「細菌」と「時間」の3つがそろうことで発生します。

  1. ①糖分を摂取する

  2. ②口の中の虫歯菌(ミュータンス菌など)が糖を分解し、酸を作る

  3. ③その酸が歯を溶かし、虫歯になる

スポーツドリンクは糖分が多く含まれているうえに、酸性の飲み物であるため、歯の表面を直接的に溶かす“酸蝕症”のリスクもあります。

さらに、「こまめに少しずつ飲む」ことで口の中が長時間酸性の状態になり、再石灰化(歯を元に戻そうとする力)が間に合わなくなるため、虫歯のリスクがグンと高まってしまうのです。

「一気に飲む」と「ちびちび飲む」では大違い!

実は、スポーツドリンクを一気に飲む場合とちびちびと時間をかけて飲む場合では、虫歯のリスクに大きな差があります。

たとえば、

  • 朝から夕方までずっとちびちびとスポーツドリンクを飲んでいる人

  • 運動後に1回だけごくごくと飲んで、すぐに水でうがいをする人

この2人を比べると、圧倒的に前者の方が虫歯になるリスクが高いです。

口の中が“常に酸性”の状態にさらされる時間が長ければ長いほど、虫歯のリスクは高まるのです。

特に気をつけたいのは「寝る前」や「勉強中」

以下のようなケースでは、虫歯リスクがより高まります!

  • 寝る前にポカリを飲む

     → 寝ている間は唾液の分泌量が減るため、酸を洗い流す力が弱くなり、虫歯になりやすい状態に。

  • 勉強中にずっとアクエリを飲んでいる

     → 長時間、口の中に糖分が存在することで、虫歯菌が活発に活動しやすくなります。

  • 赤ちゃんや子どもに水代わりにスポーツドリンクを与える

     → 乳歯は大人の歯よりも虫歯に弱いため、注意が必要です。

虫歯を防ぐための上手な飲み方

では、スポーツドリンクを飲んではいけないのか?というと、そうではありません。

ポイントは「飲み方」にあります。

✅虫歯になりにくいスポーツドリンクの飲み方

  • 一気に飲んで、口をゆすぐ

  • 飲んだ後は水やお茶を飲む

  • 長時間ちびちび飲まない

  • 寝る前には飲まない

  • 食後や間食時など“食べるタイミング”で飲むようにする

また、できればスポーツドリンクを水や麦茶に置き換えることも有効です

どうしてもスポーツドリンクが必要な場面(炎天下の運動、発熱時など)では、上記の注意点を守ることで、虫歯のリスクを大きく減らすことができます。

歯の健康を守るためにできること

虫歯のリスクを減らすには、日々のケアも大切です。

  • ✔1日2〜3回の正しい歯みがき

  • ✔フッ素入りの歯みがき粉を使う

  • ✔定期的な歯科検診

  • ✔食後にキシリトールガムをかむのも◎

特に夏は、冷たいジュースやアイスなど甘いものを食べる機会も増える季節。

スポーツドリンクだけでなく、全体的に「糖分の摂取量が増える時期」でもあるため、意識的にケアすることが大切です。


まとめ🌻

暑い夏、水分補給はとても大切ですが、スポーツドリンクを“こまめに飲みすぎる”ことで、思わぬ形で虫歯リスクが高まることがあります。

「飲み方」と「その後のケア」を工夫することで、虫歯を予防することができます。

当院では、日々のケアのアドバイスはもちろん、患者さま一人ひとりに合わせた虫歯予防プランをご提案しています

気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。

みなさんの夏が、健康で楽しいものになりますように♪

2025.07.25

金具のない自費の義歯について

永久歯を抜歯して歯を失った場合は何ならかの治療を行うことをお勧めしています。歯が抜けた状態だと隣の歯が倒れてきたり、噛み合わせの歯が出てきてしまったり噛み合わせにも影響が出てきてしまうからです。見た目の変化や発音、咀嚼機能の低下など生活上支障をきたす場合もあります。

 

永久歯が抜歯となった後の主な選択肢について

では、失った歯を補う治療はどんなものがあるでしょうか?複数の治療の選択肢があげられますがそれぞれメリットとデメリットがあります。今回は主な治療法であるブリッジ、インプラント、義歯についてお伝えしたいと思います。

 

① ブリッジ

抜けた歯の両隣の歯を削り、橋渡しのように人工の歯をかぶせる治療。一番奥の歯の場合は隣の歯が1本しかないため治療することはできません。保険だと金属のブリッジになります(前歯など見える歯に関しては表面に樹脂製のプラスチックで覆われたもので作成となります。)が自費だと少し高額となりますがセラミックなどの白いもので作成可能です。

  • メリット:

・固定式で違和感が少ない

・保険適用の範囲内でも対応可能

  • デメリット:

・両隣の健康な歯を削る必要がある

・支えの歯に負担がかかる可能性がある

・支えの歯に問題が出てきたときブリッジを外して治療しなければならない

 

 ② インプラント

あごの骨にチタン製の人工の歯根(インプラント)を埋め込み、そこに人工歯を装着する治療。骨の状態や全身疾患(糖尿病、心疾患、骨粗しょう症など)によっては適用外となる場合があります。

 メリット:

1.噛む力や見た目が天然歯に近い

2.両隣の歯を傷つけずに済む

3.骨に力がかかるので顎の骨が痩せにくい

 デメリット:

1.自費診療で費用が高い

2.外科手術が必要

3.治療期間が長い(数か月)

 

③義歯(部分入れ歯)

取り外し式の人工歯を金具などで固定する。

  • メリット:

1.手術が不要(高齢な方や全身疾患のある方も対応しやすく身体的な負担が少ない)

2.比較的安価(保険対応可。自費でもインプラントより安価なケースが多い)

3.取り外して清掃できるので衛生管理がしやすい

 

  • デメリット:

1.見た目や違和感が気になる場合がある(慣れるまで時間がかかる場合がある。)

2.噛む力が天然歯より劣る

3.手入れや慣れが必要。

  1. 保険の義歯はバネが目立つことがあり審美的に気になる場合がある。

5.噛む力が歯ぐきにかかることで、あごの骨が痩せることがある。

 

自費の義歯について

高齢や疾患などがありインプラントなどの手術をしたくない、数本の歯や一番後ろの歯を抜歯したなどの場合に義歯はメリットがありますが、見た目が気になるという方もいらっしゃるかもしれません

 

保険の義歯では見た目がきになる、もう少しフィットしているものや食べ物の熱が伝わりやすく食事の際違和感のないものが欲しいという方には自費の義歯もあります。

 

自費の義歯について

◆ 自費の部分義歯の種類

1.ノンクラスプデンチャー(バネのない義歯)

ノンクラスプデンチャーは、金属のバネ(クラスプ)を使用せず、柔軟性のある樹脂素材で作られています。これにより、見た目が自然で、周囲の人に気づかれにくいという大きなメリットがあります。

 

2.金属床義歯

床が薄くて丈夫、土台部分を保険の入れ歯のようなプラスチックではなく、金属で作った入れ歯です。頑丈な金属を使用するため入れ歯を薄く作れます。薄いと入れ歯を口に入れたときの違和感が少なく、熱も感じやすく食事の違和感がない、しゃべりやすいというメリットがあります。

 

 3.コンフォート(シリコン義歯)

歯ぐきに当たる部分にクッション材(シリコーン)を使用したやわらかい入れ歯のことです。特に、「痛い」「噛めない」「外れやすい」などの悩みを抱える方に向けた保険外(自費)の義歯として注目されています。

 

まとめ

以上抜歯後の治療には多くの種類がありますが最終的には 口腔内の状態・ライフスタイル・費用感を考慮し、歯科医師とじっくり相談して決めるのをお勧めします。

 

2025.07.17

一本だけ歯がなくなってしまった ~インプラント~

こんにちは!ひまわり歯科クリニックです🌻

今回は1本欠損した歯をインプラントで補うメリットや治療の流れや注意点などをわかりやすくお話したいと思います。

日常生活の中で思わぬ事故や虫歯、歯周病などによって「歯を1本失ってしまった」という経験をされた方は少なくありません。たった1本の歯の欠損でも噛み合わせや見た目に大きな影響を及ぼすことがあります。そんな時に失ってしまった歯を補綴する治療の選択肢として注目されているのがインプラント治療です。

歯が1本なくなるとどうなるの?

歯が1本なくなるだけなら大きな問題ではないと思われがちですが、実が様々な悪影響が起こります。

①噛み合わせのバランスが崩れる

→欠損した歯の周囲の歯が倒れたり噛み合っていた反対側の歯が伸びてきたりすることがあります。これは「挺出」や「傾斜」と呼ばれ放置すると咬み合わせのズレを引き起こします。

②見た目に影響が出る

→前歯の場合は特に目立つ部位などで笑った時の印象が大きく変わります。奥歯の場合も長期間歯がない状態で放っておくと顔の輪郭が変わってしまうこともあります。

③発音や咀嚼に支障がでる

→食べ物を噛みづらくなるだけではなく「サ行」「タ行」などの発音が不明瞭になるケースもあります。

インプラントとは・・・?

インプラントとは失った歯の部分に人工の歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込みその上に人工の歯を装着する治療法です。ブリッジや入れ歯とは異なり隣の歯を削る必要がないのが大きな特徴です。

インプラントはチタン製の人工歯根を使用しており骨としっかり結合することで天然歯に近い噛み心地を実現しています。当院では多くの症例を経験してきたインプラント専門医がインプラント治療を行っておりますので、入れ歯のズレや痛み、しっかり噛めないといったお悩みがある場合はお気軽にご相談ください🏥

インプラントのメリット・デメリット

【メリット】

・周囲の歯を削らず治療できる

・噛み心地が自然で違和感がない

・長期的に安定しやすい

・見た目が美しい

 

【デメリット】

・保険適用外で費用が高い

・治療期間が数か月と完治までに時間がかかる

・外科手術が必要

 

ブリッジとの違いは・・・?

一本欠損を補う従来の治療法「ブリッジ」は欠損した歯の両隣の健康な歯を削って土台にしその上に人工の歯を被せます。確かに比較的短期間で安価に治療できますが、健康な歯を犠牲にしてしまうという大きなデメリットがあります。一度削った歯は元には戻せません。

一方インプラントは周囲の歯に一切負担をかけずに独立して機能する人工歯を作ることができ長い目で見れば周囲の歯の寿命を延ばすことにも繋がります。

 

インプラント治療の流れ

大まかなインプラント治療は以下の流れになります。

①カウンセリング・診断

CT撮影や口腔内の検査を行い骨の状態や全身の健康状態を確認します。

②治療計画

担当の先生と相談しながら治療方法や期間、費用などを決定します。

③インプラントの手術(1次オペ)

局所麻酔を行いインプラント体を顎の骨に埋め込みます。通常は1時間程度で完了します。当院では静脈内鎮静法という麻酔も可能なのでご相談ください。

④定着期間

インプラント体が骨としっかり結合するまでの期間約2~4ヶ月

⑤型取り(2次オペ)

最終的なかぶせ物の型をとったり色味を決めたりします。

⑥上部構造(人工歯)の装着

結合が確認できたらセラミックなどで作った人工歯を装着してインプラント治療は完了です。

インプラント治療の流れはこのように進んでいきます。やはり金額が皆さんが一番悩むところだと思います。インプラント治療後には、失ったご自分の歯を取り戻したように違和感なくしっかり噛むことができます。思い煩うことなく好きなものを、しっかり噛んで食べる喜びは生活の質を向上させます✨

 

たった1本の歯の欠損でも放置することで将来的に他の歯や顎の健康に影響が及ぶ可能性があります。

例えば咬み合わせが悪くなったり発音が不明瞭になったり、他の歯に負担がかかってしまうなど様々な面で悪影響が生じる可能性があります。

たった1本と思うかもしれませんが放置すると大変なことになってしまいます💦

インプラントはその欠損を「自然に」「長く」補うことができる優れた方法です。

ただすべての方にインプラントが適しているわけではありません。持病がある方や骨の量が不足している方は他の選択肢を考える必要がある場合もあります。

まずは歯医者さんで先生と相談して自分にとって最適な治療方法をみつけることが大切です!

ひまわり歯科クリニックでは定期健診の際でもインプラントについてご案内も可能ですのでお気軽にお尋ねください♪

 

 

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