インフルエンザと歯の関係
こんにちは!
今年の冬は暖冬と言われていますが、1月後半から2月にかけてが最も寒くなる時期です。
今夜から明日にかけては関東でも雪が降るそうです(*_*)
気温が下がり空気が乾燥している時期はインフルエンザが流行するピークです。
インフルエンザの予防といえば、皆さんワクチンの接種や手洗いうがい、規則正しい生活などを思い浮かべると思いますが、毎日のお口のケアで歯周病菌などお口の中の細菌数を減らすことがインフルエンザ予防に繋がるのです。
お口の中が汚れているとインフルエンザになりやすい!
歯みがきや口腔ケアをおろそかにしていると、むし歯や歯周病の原因となる菌が増殖して歯垢(プラーク)になることはよく知られています。
このプラークには、気管支炎や肺炎などの発症や重症化にかかわる肺炎球菌やインフルエンザ菌のほか、重篤な感染症の原因となる黄色ブドウ球菌、緑膿菌、セラチア菌などの細菌も含まれています。
この細菌は、プロテアーゼと呼ばれる酵素を出し、インフルエンザウイルスが気道の粘膜から細胞に侵入しやすくする特性をもっています。
つまり、お口の中が不潔な状態を放置しておくとプロテアーゼの量が増え、インフルエンザの発症や重症化を招きやすくするというわけです。
適切なケアでインフルエンザの発症率が10分の1に!
実際、歯科衛生士による口腔ケアを受けた人のインフルエンザ発症率が、本人や介護者だけから口腔ケアを受けた人の10分の1になったとの報告があります。
東京歯科大学名誉教授の奥田克爾氏らは、2003年9月から04年3月にかけて東京都府中市の特別養護老人ホームのデイケアに通う65歳以上の高齢者98人に対し、歯科衛生士による口腔ケアと集団口腔衛生指導を1週間に1回実施しました。
一方、別のデイケアに通う高齢者92人には、ご自分がいつもなさっているように口腔ケアをしてもらいました。
歯科衛生士による口腔ケアを実施したグループでは、ご自分で口腔ケアをしたグループに比べ口腔内の細菌数が減り、プロテアーゼとノイラミニダーゼのはたらきが低下していることがわかりました。
さらに、インフルエンザを発症した人は、ご自分で口腔ケアをしていたグループでは9人であったのに対し、歯科衛生士による口腔ケアを実施したグループでは1人でした。
お口の中をきれいにすることでインフルエンザを予防する取り組みは、医療機関、介護施設、学校などでも広まってきています。
一例として、2009年から2010年のインフルエンザ流行時に、杉並区の区立小学校で洗面台を増設、歯磨きを促進する運動をおこなったところ、インフルエンザによる学級閉鎖は半分近くまで減少したとそうです!
虫歯がなくても歯科医院でのクリーニングをしましょう!
毎日の歯磨きをしっかり行うことはもちろん大切ですが、歯科医院での歯周病や虫歯の治療、歯のクリーニング(PMTC)などをおこなうことで口の中の細菌を減らすと、プロテアーゼやノイラミニダーゼの量が減り、インフルエンザの発症も抑えられるとされています。
PMTC(自費のクリーニング)
患者さん1人1人の状態に合わせた特別メニューです。
普段のホームケアでは落としきれないプラークやタバコのヤニ、茶渋を超音波の力で綺麗にします!
バイオフィルム(細菌のかたまり)を分解するため、歯周病予防にも繋がります。
最後は、歯にトリートメントをして、歯の表面のミクロ傷を修復し、なめらかな歯に仕上げます。
施術時間は約1時間、しっかり時間をかけて行います。
保険の範囲内でももちろんクリーニングは可能ですが、PMTCをすることでより良い効果が期待できます!
この機会にぜひお試しください(^^)/
歯周病について
こんにちは!
歯周病と聞いて、いまいちイメージがわかないし、自分とは無縁だと思う方も多いのではないでしょうか?
歯周病は一度進行してしますと完治はしないと言われています(;_:)
特に若い方は歯周病で自分の歯を失うというイメージがわかないかもしれません。
しかし、実際1本、2本…と、歯周病によって歯が減っていった方の体験談を聞きますと、自分の歯で噛めていたことのありがたさを感じ、自分の歯を大切にしなかった事を後悔しているとおっしゃいます。
そして若い方でも、歯周病にかかっていたり大きな虫歯で歯を失う人もいます。
もちろん、最近の歯科の治療方法の進歩のおかげで、もし歯が無くなっても、代わりに入れ歯やインプラントが無くなった歯の役割を果たしてくれるので食事に不自由なく過ごせる事もあるかもしれませんが、やはり、メンテナンスも必要ですし自分の歯とは違いますよね。
そして、自分の歯でしっかり食事しているご年配の方は元気な方が多いように思います。
なんでも食べるには歯は大切ですよね!硬いおせんべいが大好き!なんて人もお年寄りには多いですよね。
歯を無くす原因は色々ありますが、成人以降は虫歯で無くすよりも、歯周病によって歯を無くす割合が高くなってきます。
さらに、歯周病は世界で一番感染者が多い病気と言われており、ギネスブックにも載っています。
それだけ、皆さんが歯周病におかされる確率は高いのです( ;∀;)
歯周病とは?
歯周病は簡単にいうと、歯を支えている骨がどんどん溶けていってしまう病気です。
虫歯と違い、痛みが出にくいので、気づかない間にどんどん進行している場合があります。
歯周病も虫歯もお口の中の細菌が関わる病気ですが、歯周病菌は歯垢が固まった歯石を足場にして、歯ブラシが届きにくい歯周ポケットの中で毒素を出していきます。
歯を支えている骨はその毒素から逃げようとして、どんどん歯を支えている骨を溶してしまいます。
結果、歯を支える骨はなくなり、丈夫な支えが無くなった歯は、いずれ歯が抜け落ちてしまうのです。
歯周病は痛みが出にくく、自覚症状がないまま静かに進行していく病気です.
前より、歯と歯の間の隙間が空いてきたな…物が詰まりやすくなったな…という人は歯と歯の骨が失われ、歯周病が進行している可能性大です。
歯を支えている骨が十分にあるのかは、お口のレントゲンを撮らないと分かりません。
もし、歯周病の進行具合を知りたければ、歯科医院で調べてもらう必要があります。
歯周病の検査について
歯茎の炎症の程度や炎症の場所、歯の周りの組織の出血のしやすさを調べます。
検査の際は専門の器具を使って歯ぐきの周りを軽くさわって調べます。
また、歯周病は歯周病菌に対する体の抵抗力と大きく関係しています。
ご自身の抵抗力が落ちている時は要注意です。そういった場合は同じように歯磨きをしていても、出血しやすく、歯周病が進行しやすい状況になります。
歯周病が進行しないように、ご自身の体の健康にも気をつけておかれるといいと思います。
~歯周病予防~
・歯みがきを丁寧に行いましょう
・歯の間のお手入れもしっかり行いましょう
・健康な体作りをしましょう
・定期的に検診を受けましょう
歯周病は気づかないうちに進行してしまうことがあります。
ご自身の歯ぐきの状態をしっかり把握するためにも、定期的な検診が大切です。
ひまわり歯科では4か月に1度の定期健診をおススメしております。
検診の際には、歯ぐきの検査も必ず行っています。
ご予約の上、ご来院ください。
お待ちしております(*^^)
毎日の歯みがき
こんにちは!
皆さん毎日歯みがきをしていると思いますが、どのように磨いていますか?
ただ何となく磨いているだけでは、歯垢はとれません。
今回は、歯みがきの仕方についてご紹介したいと思います。
具体的なブラッシングの技法は数多くありますが、代表的なものに下記の方法があります。
ただ、一種類の方法ではプラークは十分除去できないとの報告もありますので、2種類以上を併用するとより良いプラーク・コントロールが可能となるでしょう。
①フォンズ法(歯の表面を磨く)
フォーンズ法とは、上下の歯を軽く噛み合わせた状態で、歯ブラシの毛先を歯の表面に直角に当てて、円を描くように、奥から前へ、上下の歯を一緒に磨き、1本ずつ歯ブラシをぐるぐる移動させながら磨いていきます。
歯の裏側は歯ブラシの毛先を歯に当てて、小刻みに前後に動かして磨いていきます。力のないこども、高齢者に適しています。
※Fonesが1934年に発表した方法で、唇頬側歯面を上下顎同時に磨く方法です。
②バス法(歯と歯茎の間の溝を磨く)
バス法とは、歯ブラシの毛先を45度で歯と歯ぐき間にあてて、この時、毛先を歯肉溝や歯周ポケット内に入れ、他の毛束が歯面に当たるようにすることが大切です。
柔らかく小刻みに(2mm幅くらい)で左右に振動させ、1本ずつ丁寧に磨いていきます。
歯ブラシを強く握ってしまうと力が入り、歯肉を傷つけてしまうこともあるので、ギュッと握るのではなく、鉛筆を握る感覚で歯ブラシを持つと良いでしょう。
③スクラッピング法
スクラッビング法とは、歯ブラシの毛先を歯の表面の直角に当てて、毛先が歯と歯の間に入る程度に軽く押し付けて、小刻みに左右に振動させ、歯を1本ずつ丁寧に磨いていきます。
噛む面も直角にあて小刻みに往復運動させます。
※Philipsが1972年に発表した軟毛歯ブラシを用い、歯ブラシの結束部の毛細管現象を利用して、歯肉溝や歯周ポケットの内容物、歯面の汚れおよび舌苔などを取り除く方法です。
~プラークの溜まりやすい場所~
・歯と歯茎の境目
・隣り合った歯と歯の間
・一番奥の歯の後ろ側
・奥歯などの溝
・前歯の裏側
歯みがきの仕方は当院で積極的に指導しております!
お気軽にスタッフまでお尋ねくださいね(^^)/
また、歯ブラシはもちろんデンタルフロスや歯間ブラシ、フッ素ジェルなどの虫歯予防に効果的なケアグッズのご用意もございます。
正しく歯みがきをして、健康なお口の中を保ちましょう♪
知覚過敏の症状
こんにちは!
冷たい飲み物やアイスを食べた時に、キーン!と歯がしみることはありませんか?( ;∀;)
その症状は、知覚過敏かもしれません。
~知覚過敏とは~
むし歯はないのに、冷たい水が歯にしみたり、歯ブラシを当てたときにピリッとした痛みが起こる症状を「知覚過敏」といいます。
甘味や酸味の強いものも知覚過敏を起こす刺激物になります。
痛みは一過性で、刺激がなくなると痛みもなくなりますが、ときには歯みがきに支障をきたすほどの痛みをともなう場合もあります。
~知覚過敏の原因~
痛みが起こる場所は、歯肉が下がり象牙質が露出した歯の根の部分(歯根部)です。
象牙質はエナメル質に比べてやわらかく、内部(神経や血管で構成される歯髄)に向かって象牙細管と呼ばれる細い管が通っています。
歯みがきや温度、擦過、冷風などの刺激があると、象牙細管内を満たしている内容液が移動し、内部の歯髄神経を直接刺激することで痛みが生じます。
そのため、歯肉が下がった部分は、しみたり痛みが起こりやすいのです。
歯肉が下がる(歯肉退縮)にはいくつかの原因があります。
1.かみ合わせの異常
2.歯周病の進行
3.誤った歯みがき、強い力での歯みがき、歯ブラシを大きく動かす、かたい歯ブラシの使用
4.加齢など
知覚過敏の進行
一過性の痛みでも、それがひどくなったり継続したりすると、痛みのせいで歯みがきが困難になりプラーク(歯垢)除去が不十分になります。
その結果、むし歯や歯周病を誘発したり悪化させます。
また、プラークが出す酸によって、象牙細管がさらに開いてしまうことで、知覚過敏は悪化してしまいます。
知覚過敏の予防方法・対処方法
セルフケア(自分自身で行う予防)
~歯をみがくときには、以下の4つに気をつけましょう~
- 1.力を入れすぎないようにしましょう。
- 2.歯ブラシを大きく動かさないようにしましょう。
- 3.歯肉退縮が起きている場合、歯の根元付近のプラークをていねいに取り除きましょう。
- 4.知覚過敏予防歯みがき剤を使いましょう。
知覚過過敏予防歯みがき剤に入っている薬用成分が、露出した象牙細管の入口をふさぎ知覚過敏を予防したり、症状を和らげます。
- プロケア(歯科医院で行う予防・処置)
- 症状が続くようであれば、早めに歯科医院に相談し、適切な処置と指導を受けましょう。
歯科医院で行う処置には次のようなものがあります。
- フッ化物塗布をすることで、象牙質の再石灰化を促進して象牙細管の開口部の狭窄・封鎖を促進する。
- 象牙質の表面にコーティング剤を塗布したり、レジン充填を行うことで刺激を遮断する。
- 原因となるかみ合わせを調整する。
知覚過敏がつらいときは、専用の歯磨き粉を使用するのがおすすめです♪
ひまわり歯科ではこちらの歯磨き粉をおすすめしています。
気になる方はお気軽に受付スタッフまでお申しつけください(^^)/
また、あまりにひどい場合には病院でコーティング剤の塗布も行っています。
その際は歯がしみる、とご予約のお電話でお伝えいただけるとスムーズにご予約いただけます☆
お口の中と全身疾患の関係
こんにちは。
院長の大平です。
今日は、歯の治療と全身疾患の関係について少しお話したいと思います。
例えば、むし歯になって削り、痛みもとれて一見綺麗になったように感じる治療も、歯のみに注目して行えば、歯科原病(歯科治療に起因する全身的な病気)を増加させてしまいます。
間違った歯の治療は免疫力・自然治癒力を低下させ、あらゆる病気の原因になりえるのです。
医療の専門化に伴い高度な治療が受けられるようになった一方で、局所のみに目がいきすぎて、疾病の本当の原因や憎悪因子に気付かないことがあります。
皮膚がかぶれた時に皮膚科で治療を受けても、原因が歯科治療で使用している金属だった場合、金属を外さない限りいくら治療を受けても治りません。
また、頭痛・めまい・耳鳴り・不眠・肩こりなどに悩まされて医科で治療を受けても改善されない方が、噛み合わせ治療やお口の中の金属を除去することによって治癒するケースもあります。
反対に、歯周病の悪化や、口まわりのさまざまな症状(口内炎・唇がカサカサする・舌が痛い、ヒリヒリするなど)の原因がホルモンバランスの乱れ、ストレス、全身疾患が原因となっている場合もあります。
当院では、局所だけを診るのではなく、「人」を診る包括歯科診療を行います。
お気軽にご相談ください。
ご来院お待ちしております。
銀歯の臭いの原因
ご自身の口臭が気になった時、考えられる原因はいくつかあります。
舌の汚れ、歯石、むし歯、あるいは胃などの内臓からくる臭いなど…。
その口臭の中でも、銀歯が原因のひとつになっている場合があります。
取れた銀歯が臭かったり、銀歯の間に詰まったものをとった時に嫌な臭いを感じたことがある方もいるのではないでしょうか?
そして、その匂いは口臭を招くだけではなく、放っておくと歯を失う原因になることもあるのです。
◇銀歯の臭いを招く4つの原因◇
①銀歯の表面に傷がつきやすい
銀歯の表面というのは傷がつきやすく、無数の小さな傷がたくさんついています。
これは古くなればなるほど、傷は多くなります。
そして、その傷の中に細菌が付着してしまい、歯ブラシで少々磨くだけでは落とすことはできません。
このように銀歯の傷にこびりついた細菌が、銀歯の臭いを引き起こす一つの原因になっているのです。
②銀歯は歯の境目に汚れが溜まりやすい
歯と銀歯の境目はどんなにピッタリに作っても、ミクロ単位での隙間が存在するものです。
また、銀歯は保険治療の範囲内で作られるかぶせ物ですので、精密さに限界があり、自費のセラミックなどの材料にくらべて、隙間ができやすい欠点があります。
この段差部分が細菌の溜まり場所になってしまい、口臭の原因の一つになります。
③錆びたり変質しやすい
銀歯は当然金属ですので、年数が経つと口の中の水や酸でさびたり変質してしまう弱点があります。
すると、銀歯の表面に凹凸ができてしまうことによって、その部分に細菌が溜まり、臭いを放つ原因になってしまいます。
↑こちらは、取れてしまった銀歯の裏側です。
黒く錆びているのがわかると思いますが、銀歯が腐食しています。
腐食すれば金属成分が体に取り込まれアトピー、アレルギー、偏頭痛など様々な症状を引き起こす可能性もあります。
④銀歯の接着剤が溶けだして汚れが溜まりやすい
銀歯はセメントと呼ばれるもので歯と接着します。
しかしこれは厳密には「接着」しているわけではなく、銀歯と歯の間の隙間を「埋めている」だけなのです。
そして、銀歯は歯やセメントよりも硬いため、銀歯の下のセメントを壊してしまいます。
また、温度変化でも壊れやすい性質を持っています。
さらにこのセメントは唾液に溶け出しやすいという特徴もあります。
そのため、銀歯と歯との間に隙間ができてしまい、汚れや細菌が入り込み虫歯ができやすく、臭いの元となってしまいます。
◇マウスウォッシュで口臭予防◇
時間がないけど、手っ取り早く臭いを何とかしたい!という場合には、マウスウォッシュを使ってブクブクうがいをしてみましょう。
銀歯の周囲についた細菌をある程度洗い流すだけでも口臭の改善がみられます。
ただ、この方法ではこびりついた汚れは取れず、一時的な効果しか見込めません。
当院でもマウスウォッシュを販売しております。
SP-Tメディカルガーグル 1000ml ¥1,300
お水で薄めて使用する希釈タイプです。
口内に清涼感を与え、口臭除去にも効果があります。
また、喉の殺菌・消毒にも優れています。
口臭予防には、こうした日頃のセルフケアも非常に大切ですが定期的に歯科検診を受けることも重要なポイントです。
検診を受けることによって、歯周病やむし歯が進行したりしていないかがわかるため口臭対策をすることができます。
また、検診の際にはお口の中のクリーニングも行っております。
ご予約の上、是非ご来院ください。
お待ちしております(^^)/
新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は大変お世話になりました。
本年も、皆様の健康と御多幸をお祈り申し上げますと共に、 患者様のお口の健康とたくさんの笑顔のために尽力して参ります。
また、新年が皆様にとって良き年となりますよう心より祈念申し上げます。
さて、年末年始は皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか?
お正月休みが終わり、お休み中に起こったお口のトラブルでご来院される患者様も多くいらっしゃいます。
新しい年を綺麗なお口、健康な歯でスタートさせるためにも、些細な事でも何か気になることがあればぜひご気軽に当院にご来院ください。
本年も、ひまわり歯科クリニックを宜しくお願い申し上げます。
忘年会★
こんにちは!
今年も残すところあと1週間となりました。
先日、分院よつば歯科と合同で忘年会を行いました♪
みんなで和気あいあい、楽しかった(#^^#)
今年も1年、たくさんの患者様にご来院頂き、充実した1年を過ごすことができました!
心より感謝申し上げます。
また、12月いっぱいで富永先生が退職されます(;_:)
いつも穏やかでとっても優しい富永先生。
患者様からの信頼も厚く、私たちスタッフも大好きな先生でした!
退職されるということでとても寂しく思いますが、富永先生をお手本にスタッフ一同今後も邁進してまいります。
また、年内は28日(土)まで通常通り診療致します。
何かありましたら、お電話にてご連絡の上ご来院くださいませ。
何卒宜しくお願い申し上げます。
舌は健康の鏡
こんにちは!
今月もまもなく後半に差し掛かり、あっという間に今年が終わってしまいますね(*_ _)
毎年思いますが、『師走』ってその通りに本当に駆け抜けるように12月が過ぎてしまうなぁ…と。
それから、この時期の街はクリスマスモードで、やはりいくつになっても少しうきうきしてしまいます(^^)/
今日は、お口の中のお話でも歯ではなく、『舌』についてです。
東洋医学では昔から舌を診て病気を診断する『舌診』があります。
舌は、胃腸などの消化器官と繋がっている組織です。
そのため、内臓の調子が悪いときには舌の色が変わるなどの異常が表れます。
◇健康な状態の舌◇
舌をべーっと前に出して、中心がほんのり白くザラザラ。これが正常な状態です。
ザラザラは触覚を鋭敏にしてくれる大事なもので汚れではありません。
「危険舌」5つのタイプ!
舌でわかる危険信号は大きく分けて5つのタイプに分かれます。
①カッカッ熱化タイプ→糖尿病や高血圧に注意
舌が赤く血流の多い熱タイプで、肉の焦げたような口臭がします。
舌が赤く苔が少なめで、一見するとツルっと綺麗に見えますが、舌が赤すぎるのは熱で体がのぼせている状態を意味します。
このタイプの方には美食家が多く、糖尿病や高血圧といった病気になりやすい体質です。
男性に多く見られますが、更年期以降の女性にも時々見られます。
舌が赤いのは、体全体が炎症を起こしているような状態で、舌が赤すぎるピリピリとした痛みが伴うこともあります。
舌の苔が付かないほどまで赤くなると、脳梗塞のリスクが考えられます。
イチゴのように真っ赤になっている場合は、医師の受診が必要かもしれません。
効果的な食材▷▷蕎麦・牡蠣・シジミ、・キュウリ、・ハトムギ茶
②ネバネバ湿化タイプ→黄色い苔がついている
お口の中は粘着質で唾液が粘りやすく、黄色い苔が舌についているという方は、ゲップが出たり鼻炎や関節炎になりやすく粘り気のある鼻水が出るなど全身的にどこか「粘り」があります。
胃と肝臓が弱く、口臭は硫黄のような臭いが特徴です。
このタイプの人は、ストレスにさらされたり緊張状態が続いたりすると交感神経が優位になり、痰がでやすくなります。
最近、若い人にも増えているのが喉のつかえを感じるというもの。
しかし、検査をしても喉には何の異常もなく、原因はストレスだと考えられます。
本来、体液はサラサラと流れているものですが、長時間のストレス下で、体が少しずつ燃焼し続けた状態となり、水分が奪われて体液に粘りが出てきて、鼻や喉や関節など体のさまざまな所に溜まりやすくなります。
また、もともと体に“湿”を溜めやすい体質であるため、湿気の多い梅雨時期になると疲労、頭重感、めまいなどを訴える傾向にあります。
本来、体が抱えている“湿”に、季節の“湿”がプラスされることで不調が出やすくなるのです。
効果的な食材▷▷メロン・スイカ・セロリ・白菜・烏龍茶・緑茶
③カラカラ乾燥タイプ→舌に大きなシワがある
舌が干しシイタケのように乾燥して縮んでいる状態で、裂紋(れつもん)という大きなシワが目立ちます。
口臭は、乾いた雑巾臭です。
このタイプは、完全に水不足。
特に症状が出やすいのが冬です。
口が渇くだけでなく、ひじ・ひざ・かかともカサカサしていたり、髪がパサついていたりします。
ドライアイで瞼が痙れんすることもあるでしょう。
このタイプは、舌が突っ張った感じでヒリヒリとした痛みを伴う人もいます。
唾液が少なく、細胞が乾燥して縮むので舌の味蕾(みらい)がつぶれて味がわかりにくくなっています。
そのため、自然に濃い味付けを好むようになりますが、これが続くと糖尿病になりやすいので注意が必要です。
また、健康状態が悪化すると、便秘・骨粗しょう症・腎不全・動脈硬化・脳卒中といった重症な病気に繋がっていきます。
効果的な食材▷▷レバー・うなぎ・小魚・海苔・わかめ・ひじき・ほうれん草・玄米・ピーナッツ・プルーン
④ドロドロ血流タイプ→舌が紫色、更年期女性に多い
血液の中の酸素が欠乏して皮膚などが青くなる、チアノーゼになったときのように舌が紫色になります。
血生臭い口臭があります。
このタイプは、血流が悪く足先が冷えやすいなど、特に下半身が冷えるのに頭は火照ったりしています。
青あざが出やすい、手足にクモ状の血管が出ている、目の下にクマがある、爪の甘皮が剥けやすいなどといったサインが日常的の体のあちこちに出ています。
症状が進むと、子宮内膜症や脳卒中、心筋梗塞のリスクが高まります。
症状が重症化している場合は、舌の色が相当変色しているはずです。
睡眠をよくとり、半身浴などでリラックスを心がけることが大切です。
効果的な食材▷▷青魚・玉ねぎ・長ねぎ・ラッキョウ・ニンニク
⑤ギザギザ浮腫タイプ→冷え性や疲れやすい人は要注意
舌は全体に白っぽく、舌が水分で膨れているため、舌の縁が歯に当たりギザギザしています。
体の水分が多い人で、冷えやすいのが特徴です。
しかし、このタイプの人の冷えはドロドロ血流タイプの冷えとは違い、水分過多による全身的な冷えです。
他にも、浮腫み・下痢・慢性疲労・体のだるさ・鼻水・嘔吐といった症状がみられます。
このタイプの人は、気圧に影響されるため、台風シーズンに体調を崩しやすいです。
舌が膨れた状態が長時間にわたって続くと、舌ガンのリスクが上がります。
効果的な食材▷▷シソ・パセリ・ニラ・くるみ・栗・味噌・酢・納豆・ショウガ
いかがでしたか?
体に不調を感じた時は、鏡でご自身の舌を確認してみてください。
症状が悪化している場合は、生活習慣の改善だけでは間に合わない場合もあります。
しかし、日常的に舌を見る習慣をつけることで日々の自分の体調を把握するバロメーターとして使えます。
是非参考にしてみてください。
メイク講習を受けました!
こんにちは♪
先日、メイク講師の方がひまわり歯科・よつば歯科にお越し下さってスタッフ皆でメイク講習を受けました(*^^)v
患者様に対する基本のマナーから、医療従事者としてふさわしい身だしなみまで様々なことを学びました!
そして、1人1人メイクレッスンとパーソナルカラーの診断を♪
たくさんのコスメに囲まれて、芸能人の楽屋のテーブルの上のようでした☆笑
パーソナルカラーとは?
パーソナルカラーとは1人1人に似合う色のこと。
私たちの肌の色は1人1人少しずつ色味が違います。
赤みがかってピンクっぽいお肌の人もいれば、黄みが強いお肌の人もいらっしゃいます。
だから、ファンデーションの色もオークル系・ピンク系などのたくさんの色みが作られていますよね。
また、髪の色・瞳の色も人によって違います。
これもその人の持つ色素の特徴があらわれたものです。
パーソナルカラーのメリット
①第一印象が良くなる
自分に合った似合う色は、健康的で自然に見えるので生き生きとした印象を与えます。
②自分らしさを活かしたコーディネート・メイクができるようになる
パーソナルカラーは生まれ持った色素を引き立てて生き生きと美しく見せるものです。
元々の自分の要素を活かして個性をうまく演出することができるようになるので、内面からにじみ出るような、自然に輝く美しさを手に入れることができるのです。
③色選びが意識的に出来るようになる
パーソナルカラーを知ると、自分に似合う色・似合わない色がわかります。
また、ファッションコーディネートについても合うデザインやシルエットがわかりますので、TPOに合わせたコーディネートやできるようになります。
4つのタイプに分けられるパーソナルカラー
パーソナルカラーは色のトーンによって、4シーズンと呼ばれる4つのタイプに分かれます。
◎イエローベースとブルーベース
無数にある色は、まず大きく2つのタイプに分類することができます。
イエローベース…黄みが感じられ、暖かく感じる色
ブルーベース…青みが感じられ、冷たく感じる色
パーソナルカラーもこのように2つのタイプに分かれます。
◎SPRING 春 イエローベース・明るい・クリア
明るく咲き誇る春のお花のような、きらきらとした色が揃っています。
クリアで温かみのあるグループです。
◎SUMMER 夏 ブルーベース・明るい・ソフト
避暑地の高山植物やあじさいのイメージです。
繊細でフェミニンなイメージで、クールでソフトなグループです。
◎AUTUMN イエローベース・暗い・ソフト
秋の豊かな実りのような、立地で落ち着きのあるイメージです。
温かみがあって深みのあるグループです。
◎WINTER 冬 ブルーベース・暗い・クリア
冬の雪の上に宝石をばらまいたようなシャープなイメージです。
コントラストが強く、クールなグループです。
今回の講習でパーソナルカラー診断をしてもらったことによって、俄然興味が湧いてしまい、色々調べちゃいました(^O^)
ちなみに私は、ブルべ・冬だったのですが、選ぶ服の色やコスメの色をすこし意識するようになりましたよ~!
女性の方は、お洋服だけでなくメイクやネイル、髪のカラーリングなど、色々なおしゃれがあるのでパーソナルカラー診断はとっても参考になると思うのでお勧めです♪
ひまわり歯科のスタッフも、今回のメイク講習・パーソナルカラー診断を受けたことで、患者様への印象や明るい雰囲気の病院作りに役立てていけたらと思っております(^^)/