診療・治療情報

2020.03.18

口内炎について

 

 

こんにちは!春も近づき段々と暖かくなってきましたね(^^)/

 

今回は皆さん一度はなった事のあるでしょう口内炎についてお話していきます!!

 

そもそも口内炎とは頬の内側や歯ぐきなどの口の中や、その周辺の粘膜に起こる炎症の総称です。

 

口内炎はさまざまな原因によって起こります。どうしてできるのか、予防策、できてしまった時の対処法をご紹介していきます!

 

 

 

♦口内炎の主な原因は?

 

口の中の傷や刺激

歯が当たったり、歯で口の中や唇を噛んだりすることや酸、アルカリ物質、熱湯の誤飲などが原因となって、口の中の粘膜が傷つき、さらに傷口に細菌が感染して、口内炎を引き起こすことがあります。

 

ビタミン不足や睡眠不足、免疫力の低下

偏った食生活で、ビタミンが不足すると口内炎、口唇炎を引き起こしやすくなります。中でも、A・B2・B6・ナイアシンの不足が影響すると考えられています。また、睡眠不足やストレスが原因になることもあります。

 

ウイルスやカビによる感染

ヘルペスや麻疹(ましん)、風疹(ふうしん)などのウイルスや、カンジダなどのカビ菌に感染し、口内炎を引き起こすことがあります。ウイルスによる口内炎は免疫力が弱い子どもに、カビによる口内炎は糖尿病などで体の免疫力が落ちた人に起こりやすいといわれています。

 

化粧品などの刺激

口紅やリップ、化粧落とし、石鹸や歯磨き粉などの刺激が原因となって唇が赤く腫れ、皮膚がカサカサになることがあります。女性の方は要注意ですね。

 

口内炎の原因となる主な疾患を持っている

消化器や目など、全身に炎症を起こすベーチェット病は、ほとんどの人に米粒大の白い口内炎(アフタ性口内炎)ができます。また、体の免疫力が低下する糖尿病、白血病なども口内炎を引き起こすことがあります。口内炎が非常に治りにくかったり、再発を繰り返すようなときは、早めに病院に行きましょう。

 

 

♦日常生活でできる予防法

 

消化の良いたんぱく質、ビタミン類を積極的にとる

皮膚の構成に必要なたんぱく質や皮膚の代謝を良くするビタミンB2やビタミンB6、皮膚や粘膜の働きを正常に保つビタミンAやCを積極的にとりましょう。たんぱく質は豆類、鳥肉、卵などに、ビタミンは卵や納豆、豚肉やいわし、うなぎ、バナナ、豆類に多く含まれています。

質の良い睡眠をとる

質の良い睡眠は、皮膚細胞の生まれ変わりを助け、ストレス解消にも役立ちます。寝る前に好きな音楽や香りでリラックスしたり、自分に合った枕を使うなど、質の良い睡眠になるように工夫をしましょう。

口の中を清潔に保つ

口内炎ができやすい人は、歯ブラシで口の中の粘膜を傷つけないよう、柔らかめのブラシでていねいにみがくようにしましょう。また、細菌やウイルスを口の中に残さないように、うがいを習慣づけることもおすすめです。

 

 

 

♦対処法は???

 

食生活に気を配る

通常、口内炎は1~2週間ほどで治まることが多いのですが、少しでも早く炎症を鎮めるためには、刺激の強い香辛料や熱い食べ物、タバコ、アルコールなどは控えましょう。

市販の薬を使う

食事だけでビタミンの必要量を確保するのは案外難しいものです。皮膚の代謝を良くするビタミンB2、B6、免疫力を高めるビタミンAやCが配合されたビタミン剤で補うことも考えてみましょう。

病院で診察を受ける

長い間口内炎が改善しない、よく再発するなど、つらい症状が続くようなときは、主治医に相談するか、耳鼻咽喉科、歯科で診察を受けましょう。

 

 

口の中を清潔に保つには、うがいがおすすめです。

「うがい 画像 フリー」の画像検索結果

口に液体を含んでブクブク・ガラガラと音を立てながら、約1分間うがいをしましょう。

当院でもうがい薬の処がありますので、お悩みの方はご来院下さい。

 

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