診療・治療情報

2020.05.26

顎関節症

皆さんこんにちは(*’▽’)

新型コロナウイルスもだいぶ落ち着いてきましたね!

もう一息です、頑張りましょう!!!

今日顎関節症について紹介します。

「顎関節症」という病気知っていますか?

顎関節症とは、顎関節やその周辺の筋肉などに問題が起きる病気の総称で、症状としては口が開かない、開きにくい、また音がしたり顎を動かすと痛みがでるなどがあります。時々音がする程度であればしいて治療する必要はありませんが口が開かないなどの機能障害や、つらい痛みがある場合は治療の対象となります。

顎関節症は『かみ合わせが悪い』『肩こり、腰痛、頭痛などの体調不良に関係が深い』というような取り上げられ方が盛んに行われていた時期があり、現在でもとても怖い病気だと思われている方が多いようです。しかし顎関節症は本来、大事にしているのに悪化していく悪性の病気ではありません。様々な原因により加わっている顎への負担を取り除けば、多くの場合スムーズに治っていきます

東京都内の就労者へのクリーニング調査では、男性で15.5%女性で24.5%に顎関節症の疑いがあったという驚きのデータがあり忙しく働いている若い世代に多い傾向が指摘されています。口を長く開けているのが不安だという患者さんには配慮させて頂きますのでお申し出ください。

 

顎関節症には4つのタイプがある

1.関節円板のトラブル

関節円板のズレによって起きる。異音、口が開けにくいなどの症状の他、強い痛みを伴うことも。歯科医院による初期治療(スプリントの作成、自宅で出来る顎のストレッチ、食事や生活上の注意点など)により痛みが軽減することが多いが、痛みが強かったり症状が長引く場合は専門医へ。

 

2.筋肉のトラブル

咀嚼筋などの筋肉疲労による筋肉痛がきっかけ。慢性化する場合もあり、原因についてもまだ謎な部分が多い。口を開け閉めしたり筋肉を触ると痛む。初期治療と生活指導をうけ、リラックスを心がけよう。

3.骨変形のトラブル

下顎頭の変形や顎関節の周辺の組織の炎症の損傷のために起き、症状は軽度のものから重度のものまで幅がある。顎関節への負担を取り除くことによって顎関節が動くようになると、専門医の治療を受けずに治るケースもある。

4.靭帯や関節包のトラブル

顎関節の周囲のある靭帯などが肉離れや捻挫を起こして痛む。硬い食べ物を避けるなどして大事にしていると、通常は自然に回復する。

 

クセや習慣を見直そう!!!

1.背筋を伸ばそう

2.上下の歯を離そう  一日上下の歯が触れるのは食事を含めても20分程度です(^^)

3.睡眠を充分とろう

4.頬杖をやめよう

5.電話の肩ばさみをやめよう

6.仕事の合間に休憩しよう

7.硬い食べ物は控えて

8.うつ伏せで読書しない

顎関節症を発症、増悪させる原因を減らすために日常生活で何気なく行っているクセや習慣を見直していきましょう。気づいて改善していくと症状がグッとらくになります。

ぜひお試しください☆!

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