診療・治療情報

2020.01.30

歯科医院でのボトックス治療

こんにちは!

皆さん、ボトックス治療をご存知ですか?

ボトックスとは、ボツリヌス菌から人体に有用なタンパク質だけを抽出した薬剤で、厚生労働省に認可されている医薬品です。

このボツリヌストキシンが神経に作用し、筋肉の働きを柔らかく緩めた状態にする作用を持ちます。

ボトックス注射は、この作用を利用して行うもので、簡単に言えば注射した部分を働かないようにすることで、強すぎる筋肉を緩める効果があります。

 

 

ひまわり歯科では、歯を食いしばる力を弱める方法としてボトックス注射を推奨しています。

美容に近いイメージのボツリヌストキシン治療ですが、歯科治療の一環として行われております。

 

~強い噛みしめや歯ぎしりのある方~

強いかみしめには、顎まわりの筋肉(咬筋)が大きく影響しています。

噛む力を弱くするには、咬筋の緊張をほぐす必要がありますが、「噛む」という行為は無意識で行われているため、自力で弱くすることはできません。

そこで、咬筋の緊張ほぐすためには、医療分野で幅広く使われるボトックス注射治療が有効になります。

近年では、美容の分野で使われる機会の多い「ボトックス注射」ですが、医療の世界では幅広い分野で利用されています。

例えば、脳卒中の後遺症による痙縮や痙攣、眼瞼痙攣や顔面痙攣など、無意識に起こる筋肉の痙縮や痙攣に用いられています。

当院で施術される方は、ビジネスでのパフォーマンスを気にする男性や、入れ歯の噛み合わせを気にするシニア層の方も多くいらっしゃいます。

 

こんな効果があります!!

・顎関節症の緩和

咬筋の働きを弱めることにより、顎関節に 負担をかけず簡単で楽に治療できます。

・口周りのシワ改善

咬筋の働きを弱めることにより、顎関節に 負担をかけず簡単で楽に治療できます。

・エラの改善

咬筋が強く緊張することで大きくせり出し目立つエラを、ボツリヌストキシン注射により緊張を緩 和し解消することができます。

・その他副次的効果

咬筋の緊張緩和による肩こり・頭痛の改善、小顔効果、詰め物・かぶせ物の脱落防止。

 

また、お顔の筋肉が緩むことによって小顔効果も期待できます(^^♪

 

よくある質問

Q.どこに注入するの?

咬筋という顎の外側のエラあたりになります。

お口の内面には歯槽骨があるため、皮膚の頬側から注入していきます。

 

Q.ボトックス注射は痛いですか?

ある程度の針刺入の痛みはあります。

当院では、痛みを抑えるために表面麻酔・鈍針を使用し、痛みに弱い方にも安心して治療をお受け頂けます。

Q.治療してからどのくらいで効果が出ますか?

個人差がありますが、通常、3日~1週間ほどで効果を実感頂けます。

Q.副反応はありますか?

針の跡が点状に残ったり、皮下出血が起こることがありますが、この反応は一時的でお化粧で隠せる程度です。

また、一時的に軽い頭痛をともなうことも稀にあります。

 

ボトックス注射の費用

自費診療になります。

詳しくは当院までお問い合わせください。

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