診療・治療情報

2020.01.24

歯周病について

こんにちは!

歯周病と聞いて、いまいちイメージがわかないし、自分とは無縁だと思う方も多いのではないでしょうか?

歯周病は一度進行してしますと完治はしないと言われています(;_:)

特に若い方は歯周病で自分の歯を失うというイメージがわかないかもしれません。

しかし、実際1本、2本…と、歯周病によって歯が減っていった方の体験談を聞きますと、自分の歯で噛めていたことのありがたさを感じ、自分の歯を大切にしなかった事を後悔しているとおっしゃいます。

そして若い方でも、歯周病にかかっていたり大きな虫歯で歯を失う人もいます。

もちろん、最近の歯科の治療方法の進歩のおかげで、もし歯が無くなっても、代わりに入れ歯やインプラントが無くなった歯の役割を果たしてくれるので食事に不自由なく過ごせる事もあるかもしれませんが、やはり、メンテナンスも必要ですし自分の歯とは違いますよね。

そして、自分の歯でしっかり食事しているご年配の方は元気な方が多いように思います。

なんでも食べるには歯は大切ですよね!硬いおせんべいが大好き!なんて人もお年寄りには多いですよね。

歯を無くす原因は色々ありますが、成人以降は虫歯で無くすよりも、歯周病によって歯を無くす割合が高くなってきます。

さらに、歯周病は世界で一番感染者が多い病気と言われており、ギネスブックにも載っています。

それだけ、皆さんが歯周病におかされる確率は高いのです( ;∀;)

 

歯周病とは?

歯周病は簡単にいうと、歯を支えている骨がどんどん溶けていってしまう病気です。

虫歯と違い、痛みが出にくいので、気づかない間にどんどん進行している場合があります。

歯周病も虫歯もお口の中の細菌が関わる病気ですが、歯周病菌は歯垢が固まった歯石を足場にして、歯ブラシが届きにくい歯周ポケットの中で毒素を出していきます。

歯を支えている骨はその毒素から逃げようとして、どんどん歯を支えている骨を溶してしまいます。

結果、歯を支える骨はなくなり、丈夫な支えが無くなった歯は、いずれ歯が抜け落ちてしまうのです。

歯周病は痛みが出にくく、自覚症状がないまま静かに進行していく病気です.

前より、歯と歯の間の隙間が空いてきたな…物が詰まりやすくなったな…という人は歯と歯の骨が失われ、歯周病が進行している可能性大です。

歯を支えている骨が十分にあるのかは、お口のレントゲンを撮らないと分かりません。

もし、歯周病の進行具合を知りたければ、歯科医院で調べてもらう必要があります。

 

歯周病の検査について

歯茎の炎症の程度や炎症の場所、歯の周りの組織の出血のしやすさを調べます。

検査の際は専門の器具を使って歯ぐきの周りを軽くさわって調べます。

 

また、歯周病は歯周病菌に対する体の抵抗力と大きく関係しています。

ご自身の抵抗力が落ちている時は要注意です。そういった場合は同じように歯磨きをしていても、出血しやすく、歯周病が進行しやすい状況になります。

歯周病が進行しないように、ご自身の体の健康にも気をつけておかれるといいと思います。

 

~歯周病予防~

 

・歯みがきを丁寧に行いましょう

・歯の間のお手入れもしっかり行いましょう

・健康な体作りをしましょう

・定期的に検診を受けましょう

 

歯周病は気づかないうちに進行してしまうことがあります。

ご自身の歯ぐきの状態をしっかり把握するためにも、定期的な検診が大切です。

 

ひまわり歯科では4か月に1度の定期健診をおススメしております。

検診の際には、歯ぐきの検査も必ず行っています。

ご予約の上、ご来院ください。

お待ちしております(*^^)

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