診療・治療情報

2019.08.03

熱中症予防にはスポーツドリンク!

こんにちは!

毎日暑い日が続いていますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

連日、外に出ただけでもクラクラしてしてしまいます(*_*)

 

こんな暑い日が続くと怖いのが“熱中症

今後も熱中症警戒レベルの日が続くと言われています。

こちらは熱中症のレベルを表したものです。

熱中症を引き起こす要因には、環境・からだ・行動の3つが挙げられます。

①環境・・・気温、湿度が高い・風が弱い・閉め切った屋内など

②からだ・・・高齢者、乳幼児・体調不良(下痢、二日酔い、寝不足)など

③行動・・・激しい運動・屋外作業・水分補給できない状況など

この3つのバランスが崩れてしまうと熱中症になる可能性が大きくなります。

バランスがくずれることによって、汗や皮膚温度での体温が調整できなくて体温が上昇してしまいます。

つまり、熱が体に溜まってしまうのです。

これが“熱中症”です。

熱中症予防に最適なスポーツドリンクについて

熱中症対策にはこまめな水分補給、塩分補給が必要不可欠です。

ただの水よりも重宝されている飲み物といえば、ナトリウム(塩分)やカリウム、マグネシウムや栄養分を含む「スポーツドリンク」です。

さらにスポーツドリンクを補給すると素早く体に吸収されるというメリットもあります。

そんなスポーツドリンクですが、実は虫歯になりやすいということを皆さんご存知でしょうか?

あまり知られていないのですが、スポーツドリンクのpHは約3と意外に低く、レモン(pH2)、炭酸飲料(pH2,5)などと同じレベルです。

歯のエナメル質中のカルシウムが溶け出すpHが5.4です。これを下回るとカルシウムが溶け出して、虫歯にもなりやすくなります。

通常は唾液によってこのpHが中性に戻るのですが、これには約30分~1時間は必要です。

つまり間断なくスポーツドリンクを飲まれますと、虫歯になりやすくなってしまいます。

このpHの低い酸性の食品は、虫歯になりやすいだけでなく、歯の表面を荒らしてしまうため、着色もしやすくなります。

特にホワイトニング直後にはこのような酸性の食品はお勧めできません。

 

虫歯になりやすいというデメリットもあるスポーツドリンクですが、もちろん熱中症予防のためにしっかり摂取することは大切です!

大切なのはその後のケアです。

摂取した後はしっかり歯みがきをしてくださいね。

歯磨きの時間を長めにより丁寧に磨いてたり、フロスや歯間ブラシを活用したり…これだけでも虫歯予防にはとっても有効です(^^)

また、必要以上のスポーツドリンクの摂取は避けて、普段の水分補給はミネラルウォーターやお茶などで代用してみてください。

 

熱中症予防と虫歯予防、うまく両立して健康に過ごしましょう(^O^)/

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