診療・治療情報

2019.07.14

歯のクリーニング“PMTC”

こんにちは!

もう7月だというのにまだ少し冷える日々が続きますね。

梅雨明けも例年より遅いらしいです。

早く明けてほしいですね(*_*)

 

皆さん、“PMTC”をご存知ですか?

PMTCとは、「Professional Mechanical Tooth Cleaning」の略で、一般的には「予防歯科プログラム」のことを指します。

保険内でできるクリーニングとは違い、自費診療のクリーニングになります。

歯磨きは多くの人が毎日欠かさず行っている習慣ですが、個人の歯磨きだけではなかなか落とせない歯の汚れもあり、PMTCでは歯科衛生士が特別な機器を用いて、その汚れを落とします。

そのため、虫歯の予防はもちろんですが、歯の見た目も美しくする効果が期待できます。

毎日丁寧に歯を磨いている場合であっても、100%の汚れを落とすことはできず、およそ90%程度が個人の歯磨きで落とすことができる限界だと言われています。

残ってしまった10%の汚れは、「バイオフィルム」と呼ばれ、その付着力はかなり強力で、個人が自宅で取り除くことはほぼ不可能です。

 

ホワイトニングとの違いって?

歯科医院で行うPMTCとホワイトニングは、歯を綺麗にするという目的は同じですが行う処置が異なります。

~PMTC~

特別な機器を使い、プロの歯科医師が自宅での歯磨きなどでは落とせない磨き残し、そしてその沈着物を清掃することです。

歯の表面がひどく汚れている場合は、PMTCを行うことで見た目がかなり白くなる場合があります。

とはいえ、歯が元々どのような色であるかは歯の表面の汚れがどれほど付着しているかではなく、エナメル質の内側、象牙質の色によって決まります。

これは遺伝的に決まる要素でもあるため、元々黄色味が強いという場合もあります。

 

~ホワイトニング~

ホワイトニングではこの表面の汚れだけでなくエナメル質に作用する物質を使い、エナメル質の表面に光の乱反射を起こさせて透過を防止しています。

 

普段の食べ物や飲み物、喫煙習慣などによる歯の表面についた汚れを落とすことは、PMTC本来の目的である虫歯や歯周病予防においても必要なことです。

また、PMTCにはエナメル質を強化し、汚れをつきにくくすることもできるため、結果的にPMTCにも歯の白さにつながる効果があると言えます。

定期的にPMTCを受けることで、効果の継続も可能です。

 

PMTCだけでは歯の白さに満足できないという方は、合わせてホワイトニングを行うとより効果が期待できますのでお勧めです(^^)/

 

PMTCの効果

最も大きな目的は、虫歯や歯周病の予防です。

普段、自宅で行なう歯磨きでは磨ききれない歯垢が約10%~20%あるといわれており、それらが歯石となったり虫歯の原因となってしまいます。

PMTCでは特に、「歯と歯の間」「歯ぐきと歯の境目」「歯の細かい溝」など、自宅での歯磨きでは磨きにくく、汚れの溜まり安い場所に効果的です。

これらの場所にこびり付いた汚れを徹底的に落とすことができます。

このような歯垢や汚れを落とすことで、結果的に虫歯や歯周病の予防に繋がるのです。

また、歯は毎日の飲食で少しずつ着色していってしまうものもあり、特にコーヒーやワイン、カレーといった着色しやすい食事や喫煙などは、歯を汚していってしまいます。

PMTCでは、歯の表面にフッ素コーティングを行なうため、綺麗になった後も汚れがつきにくくなります。

歯の表面はつるつるとしたさわり心地になりますし、口臭で悩んでいる方にも改善効果があります。

 

費用 : 8400円(自費診療のためカードでのお支払い可能)

施術時間 : 1時間程度

PMTCの効果は永久的ではないので、PMTCの効果を継続させるためには3カ月に1度の受診をお勧めしております(^^♪

随時ご予約承っておりますので、ご希望の方はお電話またはスタッフまでお問い合わせください。

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