診療・治療情報

2019.07.04

口呼吸を治そう!

皆さん、普段どのように呼吸をしていますか?

無意識に行っているものなので気付かない方も多いと思いますが、最近は口から息を吸って口から吐く口呼吸をしている人が増え、問題視されています。

呼吸とは本来、鼻から息を吸い鼻から吐く鼻呼吸が正常な状態なのです。

まずは口呼吸になっていないかチェックしてみましょう。

 

無意識に口が開いている

・食事の時にクチャクチャ音を立てる

・朝起きたときに喉がヒリヒリする

・歯並びが悪い

・唇がよく乾く

・口を閉じると顎の先に梅干状のシワができる

・いびきや歯ぎしりがある

・口臭が気になる

・口内炎ができやすい

・タバコを吸っている

・激しいスポーツをしている

 

1つでも当てはまるものがあれば口呼吸になっている可能性があります。

 

どうして口呼吸がいけないの?

空気中には、ほこりや細菌、ウイルス、花粉、有害な排気ガスなど体に有害な物が含まれています。

鼻呼吸ではその大部分が自然にろ過されますが、口呼吸では直接喉を通り肺に入っていきます。

更に、口や喉が乾燥しやすく、唾液の分泌が悪くなり、歯や歯茎にも大きな影響があります。

 

口呼吸は万病の元

○口や喉の乾燥

・唾液の分泌が悪くなり、虫歯や歯周病になりやすい

・口臭やいびきの原因にもなる

・喉のリンパが炎症を起こしやすくなる

・体が緊張状態と勘違いしていて、睡眠中も体が休まらない

○免疫機能の低下

・風邪を引きやすくなる(自律神を乱す)

・アトピーや高血圧、喘息やアレルギーなどが起こる引き金となる

○舌や口の筋力の低下

・舌のⅠがらだしくないと、前歯を舌で押す状態になるため、“ポカン口”になったり歯並びが悪くなる原因にもなる

・顔のたるみ、シワ、二十アゴの原因になる

 

口呼吸を治すには?

まずは口呼吸を無意識にしていることをしっかり認識しなければなりません。

鼻呼吸に気付く事、呼吸に意識を向けてもらうことが治療への第一歩になります。

舌を上顎に付けて唇を閉じ、軽く上下の歯を噛んで鼻呼吸するようにしましょう。

また、当院では口腔筋機能療法(MFT)を行っています。

舌・唇・顔面など、口のまわりの筋肉を強化して正しく機能させるためのトレーニングです。

口の周りの筋力を鍛えたり、舌の癖を治すことで口呼吸の改善が望めます!

 

こうして書いている私自身も実は口呼吸の癖があります(*_*)

寝ている時は口を開いているようで朝起きると喉が渇いているなんてこともしばしば…。

寝ている時の口呼吸を防止をするためのテープが売られているようなので、それを購入してみようかと思っています(^^;)

 

ひまわり歯科では、口呼吸を改善し、鼻呼吸へと誘導する治療に積極的に取り組んでいます。

お気軽にスタッフまでご相談ください(^^)/

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