むし歯治療

できるだけ「痛みが少ない」「削らない」「抜かない」低侵襲なMI治療

MI治療とは、できるだけ歯を削らずに侵襲を最小限に抑え、歯の寿命を延ばすことができる治療方法です。
当院では「3つのない」をモットーに健康な歯を守るための治療に取り組んでいます。
歯科医療の痛い・怖いというイメージを少しでも軽減できるよう設備も整えております。

痛み少ない治療

Point

01

表面麻酔

麻酔注射を打つ箇所に塗布することで、針を刺す時のチクッとする痛みを軽減します。

Point

02

極細の注射針

太い針は痛点を刺激し、より痛みを感じやすくします。
そのため当院では極細の針を採用し、痛みを最小限に抑えています。

Point

03

電動麻酔器

電動で注入速度と圧力が制御されているため、ブレや圧迫痛が少なく麻酔液を注入することが可能です。

Point

04

5倍速コントラ

歯に優しい低侵襲な電動駆動の切削機です。ブレが少なく、ピンポイントで削ることができるので削り過ぎの心配もありません。

できるだけ削らない治療

Point

01

拡大鏡(サージテル)の使用

肉眼の2〜10倍の拡大視野で、患部を確認しながら、治療をすることができます。
感染した部分を丁寧に取り除けるので、削る部分を最小限に抑えることが可能です。

Point

02

歯科用CT・レントゲンによる
精密な診断

レントゲンでは、お口周り全体を確認でき、レントゲンだけでは判別が難しい骨の状態や血管、神経の位置などをCTで確認します。
症状に合わせて、精密な診断をいたします。

Point

03

う蝕検知液によるむし歯箇所の可視化

むし歯に感染した歯質を染色できる、う蝕検知液を使用して治療が必要な部分を明確にします。
むし歯の部分に染み込み、健康な歯と異なる色で染め分けることができます。

Point

04

極細の切削バーを導入

現在使用できるバーの中で最も細いバーを採用しています。
細ければ細いほど削る量も最小限に抑えられ、健康な歯を残すことにつながります。

なるべく抜かない!歯を残す治療

Point

01

マイクロスコープ

最大倍率●倍の歯科用顕微鏡を使用し、より精密な治療が可能です。明るいレンズで細部まで明瞭に確認でき、治療後の再発リスクを下げ、歯を長持ちさせることにもつなげます。

Point

02

MTAセメント充填

状態によって行えるケースは限られる高い技術が必要な治療です。
歯の再生化を促すことができ、抜歯をせずに歯を残せる可能性を高めます。

Point

03

ラバーダムの使用

主に根管治療の際に使用します。治療する箇所にゴム製のシートを被せることで、唾液などを遮断できます。
しっかりと遮断できることで、強力な消毒液の使用も可能なため、再発のリスクを下げます。

どうして
むし歯になるのでしょうか?

様々な要因が
重なることで起こります

むし歯はお口の中にいるミュータンス菌などの細菌が、食べかすに含まれる糖を分解して酸を作り、その酸が歯を溶かしてしまうことでむし歯を発症します。
お口の中が酸性に傾いた状態を放置することで、どんどん状態は悪化していきます。
食後の歯みがきや間食のタイミングを工夫して、お口の中を清潔に保つことが大切です。

むし歯リスクの要因

1糖分の多い食事

お口の中に糖がなければ、ミュータンス菌などのむし歯菌は酸を作り出すことはできません。
甘いもの、穀類、糖分が多く含まれる食べ物や飲み物を少し控えるだけでもお口の中を健康に保つことにつながります。お口の中に糖が多い状態を作らないように気をつけましょう。

2歯みがきのタイミング

ミュータンス菌などのむし歯菌は、糖があればすぐに活動を始めるわけではありません。
食後30分程度してから活性化すると言われているため、糖を含むものを摂取してから30分以内に歯みがきをすることが効果的とされています。歯みがきのタイミングも意識して予防していきましょう。

3体質

もともとの歯の質や口腔内の細菌の状態、唾液の分泌量、働きなどもむし歯のリスクを左右するため、生まれつきむし歯になりやすい方、なりにくい方がいます。
まずはご自身のお口の状態を知り、むし歯になりやすい方は特に注意して口腔ケアをしていくことが大切です。

むし歯の進行

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むし歯の進行

むし歯は全身の健康にも
悪影響を与えます

むし歯は日常的によくある病気だと甘く見てはいけません。進行していくと顎の骨を溶かしたり、また歯は脳にも近いため命に関わることもあります。
むし歯は人工物で修復することはできますが、どんなに良い治療をしても天然歯にかなうものはありません。
歯を健康に保つことは、全身の健康にも大きく関わってきますので、日々のケアや定期的な検診を心がけましょう。
少しでも気になることがありましたら、早めに受診することをおすすめします。

根管治療

歯の寿命を延ばすために...

当院では、できるだけご自身の歯を残すための治療に力を入れています。
根管治療は、むし歯菌が神経に達してしまっている場合に行う治療です。
根管内を無菌にして、しっかりと封鎖することが根管治療の最も重要なポイントです。

根管治療の流れ

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根管治療の流れ

根管治療には専門的な知識と医師の技術も重要ですが、通院回数が多くなる治療のため患者様の協力が必須になります。
当院では、治療過程や内容など分かりやすく丁寧にご説明いたします。
根気のいる治療になりますが、一緒に治療のゴールを目指していきましょう。
治療に対する不安や疑問など、どんなことでもご相談ください。

MTA
(歯の根に穴が空いている方へ)

従来の根管治療は、完全に治癒するのが難しく再発のリスクも高いとされています。
そこで、そのリスクを軽減し、歯の寿命を延ばすために有効な治療方法として注目されているのがMTA(Mineral Trioxide Aggregate)治療です。
MTAは、歯の根に空いてしまった穴などを修復できる特殊なセメントであり、その最も大きな特徴は非常に強力な殺菌力を持っていることです。
この高い殺菌力で細菌の増殖を防ぐとともに、組織を優しく刺激することで硬い組織(硬組織)の形成を促す力も持っています。
また、乾燥すると中性になる性質に加え、生体親和性にも優れているため、お身体にも安心して使用できる素材です。
治療できるケースは限られますが、MTA治療は、通常なら抜歯を検討するような状態の歯でも、歯を残せる可能性を高める重要な選択肢の一つとなっています。

MTA治療 自費

※金額は全て税込み価格です

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03-5622-2350
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