当院からのお知らせ

2025.05.02

仕上げ磨きしにくいですか?

基本的に、三歳未満のおこさんはまだ歯磨きの必要性を理解できない時期なので、不快に対しての我慢は出来ないでしょう。お子さんが不快として感じるのは、体を拘束される、口を引っ張られて口のはしが痛い、唾液が溜まって苦しい、歯を磨く力加減が強い、上唇の筋(上唇小帯)にあたって痛いなどです。

歯磨き以外にも虫歯予防の方法はあります。

歯磨き以外の虫歯の予防は糖分の与え方、ダラダラ食べさせることはしない、フッ化物の塗布、キシリトールなどをうまく使っても出来ます。

歯磨きへのネガティブなイメージを親子で持たないことも仕上げ磨きを成功させる近道です。

歯磨きは楽しく気持ちのいいものだというイメージをお子さんに持たせられるといいですね。保護者が楽しく歯磨きをしている姿をお子さんに見せるなどしてお口のケアが気持ちの良い楽しいことという概念を小さい頃から養いましょう。仕上げ磨きの時間をスキンシップの時間として膝の上にお子さんの頭を置いて寝かせたら、ボディータッチをしながらお話したり舌にやさしく歯ブラシで触れるなどをすると子どもたちに抵抗なく受け入れてもらいやすいうえに継続して行うことで「食べる」「話す」機能の発達促進が期待できるという報告があります。口腔ケアは気持ちよくて楽しいものという感覚を是非ご家庭で養ってください。

スキンシップとして次の二つを紹介します。

歯肉とお口周りのマッサージ

ゆっくりとお口の端から指を滑り込ませて歯肉のマッサージを行う。また唇の奥の方を優しく広げて緊張を和らげる。上唇小帯付近は特に気を付けて痛くしないように「お口がゆるゆるさになるよ~」などと言いながら行うと良いと思います。

ベロタッチ

仕上げ磨きの際に、歯ブラシで舌の前方、側方を軽く三回程度タッチする。さらに一度お口を閉じて唾をごっくんとしてもらいお口をあくと舌に邪魔されずに下の奥歯の内側に難なく歯ブラシを当てやすくなります。ぜひやってみてください。

 

親子で仕上げ磨きタイムをスキンシップの楽しい時間にぜひしてください!

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