診療・治療情報

2025.05.28

知覚過敏

こんにちは!ひまわり歯科クリニックです🌞

今回は知覚過敏についてお話したいと思います!

アイスクリームを食べた時や冷たい水でうがいをした時に「キーン」と歯がしみた経験はありませんか?それは知覚過敏のサインかもしれません。

知覚過敏は虫歯ではないのに歯がしみる、痛むといった症状がでる比較的よくみられる歯のトラブルです。今回はその知覚過敏の症状や原因、予防法についてわかりやすくお話したいと思います!

 

☠知覚過敏とは?

知覚過敏とは冷たいもの、熱いもの、甘いもの、酸っぱいものなどの刺激物に対して歯が一時的に「キーン」としみる症状を指します。

※正式には象牙質知覚過敏症

この症状は一過性であることが多く刺激がなくなれば痛みも引くのが特徴です。ただし頻繁に起こるようになると日常生活に支障がでることもあるため早めの対処が必要です。

 

🔊症状

主な症状は以下のようになります。

♦冷たい食べ物や飲み物がしみる

♦歯ブラシが触れると痛む

♦冷風が歯に当たるとしみる

♦甘いものや酸っぱいものを食べると違和感がある

これらの症状は特定の歯や部位に限られることも多く痛みが持続するというよりも一瞬ピリッとするといった表現をされる方が多いと思います。

👀原因

歯は様々な組織でできていますが、健康な歯は「エナメル質」という硬い組織で覆われておりその内側に「象牙質」があります。知覚過敏はこの象牙質が何らかの理由でむき出しになることによって起こります。ではなせ覆われている象牙質が露出してしまうのでしょうか?主な原因をご紹介します。

①食いしばり・歯ぎしり

強い力が加わる歯ぎしりや食いしばりを繰り返すと歯の表面が擦り減り覆われていた象牙質がみえてきてしまいます。特に就寝中は無意識に歯ぎしりをしていることが多く注意が必要です。

②強すぎるブラッシング

硬い歯ブラシで力強く磨いていると歯や歯茎を傷つけてしまいます。その結果歯ぐきが下がったりエナメル質が削れたりして象牙質が露出します。

③歯周病による歯茎の退縮

歯周病が進行すると歯茎が下がってしまい本来歯ぐきの中に隠れていた象牙質の部分が表に出てしまいます。

④酸蝕症

柑橘類や炭酸飲料、ワインなどの酸性の飲食物を頻繁にとることでエナメル質が溶け象牙質がむき出しになります。

 

🦷予防と対策

知覚過敏を予防・改善するにはまず原因を見つけて適切に対処することが大切です。先程説明した原因と合わせながらお伝えします。

①歯ぎしりの対策・・・就寝中の歯ぎしりは無意識にしてしまうので「ナイトガード」というマウスピースを装着することをおすすめします。当院でも保険適用3000円で作製できますのでお気軽にご相談ください。

②歯ブラシの力加減・・・やわらかめの歯ブラシを使用し力が入り過ぎないように鉛筆持ちで優しく磨くようにしましょう。電動歯ブラシを使うときも同じように注意します。

③知覚過敏用の歯みがき粉を使う・・・薬用成分が含まれた知覚過敏用の歯磨き粉を使うことでしみるのを抑えることができます。ただし1回使ってすぐしみるのが収まるというわけではないので継続的に使用することが大切です。

 

知覚過敏は誰にでも起こりうる歯のトラブルですが日頃のケアで予防・ケア・改善が可能です。「しみるはしょうがない。。。」と諦めず歯医者さんで診てもらうことが大切です。

当院では知覚過敏の処置としてお薬を塗ったり、プラスチックでその部分を覆うような処置をしたりとお口の中の状態を確認して適切な処置をさせていただきます。

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